80年代を代表するロックナンバーで構成されたロックミュージカル「ロック・オブ・エイジズ」の出演者あいさつが30日、東京・六本木のアメリカンレストラン「ハードロックカフェ」であり、misonoさんら出演者が登場。会見に同席した共演者の山崎裕太さんについてmisonoさんは、「6年前、ゆうちゃん(山崎さん)とフライデーされたんです。元彼だと見てるファンもいるかもしれないから弁解しておかないと……」と自ら写真週刊誌に掲載された話題に触れると、山崎さんは、「まさかこんなところでぶり返すとは……」とあきれ顔。「T.M.Revolution」の西川貴教さんがすかさず、「これを機会に付き合ってもらおう!」と悪ノリし、会場を盛り上げた。
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ミュージカルは、06年に米ロサンゼルスでの初演後、ブロードウェーに登場するなり話題を呼び、米国の演劇界の最高賞であるトニー賞で作品賞を含む5部門にノミネート。米ロックバンドの「Journey(ジャーニー)」の「Don’t Stop Believin’」や「Bon Jovi(ボン・ジョヴィ)」の「Wanted Dead or Alive」などのヒットソングが次々と歌われ、夢をあきらめずに生き抜く姿が描かれており、現在もブロードウェーで公演中で、今回が日本初上陸。12年にはトム・クルーズさん出演で映画化も決定している。
出演者あいさつには、ヒロイン・シェリー役の島谷ひとみさん、高橋由美子さん、川平慈英さんも登場。島谷さんは、「すでににぎやかな空気ができあがっています」と楽しげな現場の雰囲気を明かした。
現在アーティスト活動を休止中のmisonoさんは「また歌える場所を与えてもらってうれしい」と喜び、「元々(misonoさんの楽曲が)“ネガティブロック”だったので、共感してもらえず売れない……」と自虐ネタも披露。「一番好きな楽曲は?」と聞かれ、「曲名忘れちゃった。だって覚えられないんだもん」と“おバカぶり”も発揮していた。
作品のキーマンでドリュー役の西川さんは、「バンドを始めたのが中学の時で、リアルタイムで聴いていた。今歌えるのはうれしいです」と笑顔を見せた。最後にオールキャストで歌うという「Don’t Stop Believin’」について西川さんは、「これがフィナーレと考えると涙が出てきて。夢をいろんな形にしていこうという信じる気持ちでいろいろ動いていくんだなと思います。一緒に歌って」と呼びかけた。
ミュージカルは、10月28日~11月6日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で上演するほか、大阪、福岡でも上演予定。(毎日新聞デジタル)