香川照之:「刑事コロンボ」最後のエピソードで犯人役 実写ドラマのアテレコ初挑戦

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「刑事コロンボ」最後のエピソードの犯人役で公開アテレコに登場した香川照之さん(左)とコロンボ役の石田太郎さん 

 6月に亡くなったピーター・フォークさん主演の名作刑事ドラマ「刑事コロンボ」の全作品を高画質ブルーレイディスク化した「刑事コロンボ コンプリート・ブルーレイBOX」(12月2日発売、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント)で、コロンボの日本語吹き替えでは2代目となる声優の石田太郎さんが唯一アテレコをしていなかった最後のエピソード「殺意のナイトクラブ」を新たに録音することになり、10日に東京都内のスタジオで石田さんと犯人役のゲスト声優・香川照之さんが公開アテレコに登場した。

 実写ドラマで他人が演じている役のアテレコに初挑戦した香川さんは「コロンボの文庫を小学生のころからずっと読んでいて大ファンだったので、二つ返事でOKしたけど、難しかった」と苦労した様子。2代目として後期の27話分の吹き替えを担当した石田さんは「13年ぶりなので最初のころは忘れてた。でも不思議なもので、(コロンボが)身についてましたね。今回の話は若いピーター・フォークさんが若い俳優と新しいコロンボ像を作ろうとまじめに真剣に取り組んでいた。だから僕も今回はまじめに誠実にやりました」と語った。2人は初共演で、香川さんは石田さんに対して「石田さんの第一声を聞いて、本当のコロンボがここにいると思った。ぜひ実写で日本版コロンボをやってもらいたい」と話し、石田さんは「若き名優ですから。最初はとまどってらっしゃったけど、自分の演技をされていた。またどこかで声優として一緒にやってみたい」と再会を約束していた。

 「刑事コロンボ」は68年から25年にわたり放送され、70年代に日本でも放送された。物語は冒頭シーンで犯人とその犯行の様子を描き、その後コロンボが犯人を追い詰めていく展開が描かれており、旧シリーズでコロンボの吹き替えを担当した俳優の故小池朝雄さんの「あ、それからもう一つ」と犯人を質問で追いつめていく決まり文句や、「うちのかみさんがね」という名ぜりふが流行になった。山城新伍さんや岸田今日子さん、橋爪功さん、北村和夫さん、船越英一郎さん、高畑淳子さんなど名優が犯人役を吹き替えており、今回の香川さんも同ドラマのファンだったため、最後の収録の犯人役を快諾したという。

 今回のブルーレイディスク(BD)ボックスは、全作品69話約100時間をHDニューマスターの高画質化して完全収録した35枚組み。小池さんと新シリーズを担当した石田さんの日本語吹き替えの音声を収めたほか、日本ではDVD化されていなかった「新刑事コロンボ」の19エピソードも初収録される。豪華なアウターケース仕様で12月2日に7万1400円で発売予定。全69話を完全解説する「刑事コロンボ完全版ブックレット」が封入される。(毎日新聞デジタル) 

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