相棒:劇場版第2弾DVD・BDのCMに刑事コロンボ登場 日米の名刑事が夢の“共演”

「相棒~劇場版2~ 警視庁占拠!特命係の一番長い夜」の通常版DVDのジャケット
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「相棒~劇場版2~ 警視庁占拠!特命係の一番長い夜」の通常版DVDのジャケット

 俳優の水谷豊さん主演の大ヒットドラマ「相棒」の劇場版第2弾「相棒−劇場版2~警視庁占拠!特命係の一番長い夜」のDVDとブルーレイディスク(BD)のCMに、6月に亡くなった米俳優のピーター・フォークさんが演じた名刑事「刑事コロンボ」が登場している。コロンボのかみさんが「相棒」のファンで、コロンボも「相棒」が気になりだすという展開で、名刑事同士の“共演”が楽しめる内容に仕上がっている。コロンボの日本語吹き替えの声は石田太郎さんが担当した。

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 今回の“共演”は、販売元であるジェネオン・ユニバーサルが「刑事コロンボ」の日本の版権元であったことから実現。「相棒」の発売元のテレビ朝日も、独自の世界観で多くのファンを獲得してきた「相棒」と「刑事コロンボ」の共通性を認め、賛同したという。「相棒」プロデューサーの伊東仁さんは「CMの完成版を見たときは、お決まりの『うちのかみさんがね』の少しコミカルな語りとともに、最後にはまるで本物のフォークさんが『相棒』としゃべってくれているようだった」と喜んでいる。

 「相棒」は、警視庁の窓際部署「特命係」のキャリア警部・杉下右京(水谷さん)と巡査部長・亀山薫(寺脇康文さん)のコンビが難事件を解決するドラマで、00年にテレビ朝日系の2時間ドラマとして放送され、02年から連続ドラマとしてシリーズ化された。08年5月公開の劇場版第1弾は350万人を動員、09年にはスピンオフの映画「鑑識・米沢守の事件簿」も公開された。シーズン8からは薫に代わり、警部補・神戸尊(及川光博さん)が登場し、コンビとして活躍している。

 劇場版第2弾は、警視総監以下12人の幹部を人質に、警視庁内に立てこもるという前代未聞の事件が発生。真相を究明するため動き出した特命係の2人が、やがて“衝撃の真実”へとたどりつく……というストーリーで、10年12月に公開された。

 DVD、BDともに3日発売で価格は、通常版DVDが3990円、BDが4935円。映画本編を劇場公開版から10分以上延長した「本編エクステンデッド・エディション」を収録した初回限定生産の豪華版(DVDボックスは1万2075円、BDボックスが1万3125円)も発売している。(毎日新聞デジタル)

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