人気マンガを2部構成で映画化した「GANTZ(ガンツ)」の完結編「GANTZ PERFECT ANSWER」(佐藤信介監督)のDVDとブルーレイディスク(BD)の発売記念イベント「GANTZ 女子会」が11日、東京・原宿の「エコファームカフェ」で行われた。イベント前の会見に岸本恵役を演じた女優の夏菜さん(22)が登場。14日に発売される同作について、夏菜さんはGANTZスーツや電車での戦闘シーンが見どころと語り、「前編と比べて、アクション性が強くなっていますし、完結編を劇場で見られなかった人もDVDを見て(結末を)考えてほしいですね」と笑顔でアピールした。
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同イベントは、夏菜さんのほか、Meriiさん、緑友利恵さん、水沢奈々さんの映画に出演した女性キャストが登場し、観客も女性限定というトークショーで、完結編のDVD、BD発売を記念してオープンした“GANTZ仕様”のカフェ「GANTZ/星人×CAFE」で行われた。カフェは16日までの期間限定。会場には、実際の撮影で使われた「GANTZ球」や千手観音、田中星人や武器、パネルの展示も行っている。
GANTZグッズが飾られている会場を見た夏菜さんは、「(元のカフェに)何度かマネジャーと来たことがあって、さわやかでおしゃれなお店だったんですけど、(今は)写真やグッズが飾られて、中和されていて(笑い)。いい感じの雰囲気になってますね」と語り、会場を沸かせていた。
「ガンツ」は、奥浩哉さんが「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で00年から連載している同名SFマンガが原作。就職活動中の大学生・玄野計(くろの・けい=二宮和也さん)と、幼なじみで正義感の強い加藤勝(松山ケンイチさん)は、線路に落ちたホームレスを助けようとして電車にひかれ、命を落としたはずだったが、黒い謎の球体「ガンツ」に呼び出され、同じように“死んだはず”の人々とともに、異形の「星人」との戦いを強いられる。加藤は、血で血を洗う戦いに違和感を感じるが、玄野は戦いを通じて目覚めていく自分の力に喜びを感じていく。しかし思わぬ事件が2人を待ち受けていた……というストーリー。全2部作で、前編にあたる「GANTZ」は1月に公開、後編の「同 PERFECT ANSWER」は4月に公開され、2作合計で観客動員500万人、興行収入60億円を突破。前編のDVD(3570円)とBD(4200円)は7月13日に発売された。
「同 PERFECT ANSWER」のDVDとBDは、それぞれ本編ディスクと特典DVDの2枚組みで、本編ディスクには劇場未公開シーンのほか、音声特典として、佐藤監督、特撮監督の神谷誠さん、アクション監督の下村勇二さん、佐藤貴博プロデューサーによるオーディオコメンタリーを収録。特典DVDにはメーキング映像や監督インタビュー、イベントドキュメンタリーなどが収録される。価格はDVDが3570円、BDが4200円で14日に発売。(毎日新聞デジタル)
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