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青木崇高:捕虜第一号・酒巻和男役で主演 NHKドラマSP「真珠湾からの帰還」

テレビ
酒巻和男少尉を演じる青木崇高さん(C)秋倉康介

 俳優の青木崇高さん(31)が太平洋戦争で捕虜第一号となった酒巻和男さんを演じるNHKの土曜ドラマスペシャル「真珠湾からの帰還~軍神と捕虜第一号~」が12月に放送されることが11日、明らかになった。NHK名古屋放送局制作で、実話を基に自らの運命に向き合い、生きていこうとする男の姿を描く。

 ドラマは、1941(昭和16)年、特殊潜航艇「甲標的」の搭乗員に選ばれた酒巻和男少尉(青木さん)は、岩佐直治大尉(平岳大さん)らとともに愛媛県佐田岬半島の三机で訓練に励んでいた。その年の12月8日、酒巻ら10人は5艇の「甲標的」に乗り込み、真珠湾攻撃に参加するが、9人が戦死。大本営は戦死者9人を「九軍神」とたたえ、ただ一人生き残って太平洋戦争での捕虜第一号となった酒巻の存在を隠そうとする。米国内で捕虜生活を続ける酒巻は、なぜ自分だけが生き残ったのか、生かされた自分は何をすべきなのかを考えていく……という物語。岩佐に恋心を抱く岩宮緑役で蓮佛美沙子さんも出演する。映画「金融腐蝕列島・呪縛」「ローレライ」などの鈴木智さんが脚本を手がける。

 NHK名古屋放送局制作部の土屋勝裕チーフプロデューサーは、東日本大震災の被災者にお見舞いの言葉を述べた後、「家族や友人を亡くされた方の中には、なぜ自分だけが生き残ってしまったのかと思い悩んでいらっしゃる方がいると知り、このドラマを制作すべきだと思いました」と制作意図を語っている。また太平洋戦争当時を「捕虜になるくらいなら潔く死を選ぶという教育を受けてきた」と説明。その時代に酒巻さんが生き抜き、新たな人生を歩んだ姿が「今、未曽有の苦難に立ち向かっている方々に勇気を与えてくれる」とコメントしている。

 11月中旬まで香川県の小豆島や名古屋市で撮影を行う予定。放送はNHK総合テレビで12月10日午後9時~同10時半。(毎日新聞デジタル) 

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