歌舞伎俳優の市川海老蔵さんと俳優の瑛太さんが共演する3D時代劇の映画「一命」(三池崇史監督)に、「進撃の巨人」で人気のマンガ家・諫山創さんがコメントを寄せた。諫山さんは「海老蔵さん、カッコよかったです。芸に生きる人間は芸さえしっかりこなせばプライベートなんかどうでもいいと思いますね。セットの容赦ないボロさも素晴らしかったと思います。病気になるには説得力十分なくらい劣悪な環境でした」と話している。
ウナギノボリ
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「一命」は、故・滝口康彦さんの「異聞浪人記」が原作の3D時代劇。名家の庭先で切腹を願い出て金品をゆする「狂言切腹」が横行していた江戸時代初期。名門・井伊家の門前に、切腹を願い出る浪人の津雲半四郎(海老蔵さん)が訪れた。家老の斉藤勘解由は、数カ月前に同じように井伊家を訪れた若浪人・千々岩求女(瑛太さん)のぶざまな最期を語って聞かせる。そして、半四郎も驚くべき事実を口にするのだった……という物語。
人を食い、圧倒的な力を持つ巨人と人類との絶望的な戦いを描き、560万部を超えるヒット作となった「進撃の巨人」を連載している諫山さんは、同作品に感銘を受けた様子で「見終わった後はいろいろと痛かったですね。竹光での切腹シーンが痛すぎて思わず声を上げたほどです。また絶対に逃げられそうにない状況が凄惨(せいさん)さをより一層際立たせているようでした」とコメントしている。「一命」は15日から全国で公開される。(毎日新聞デジタル)
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