布袋寅泰:映画「M:I」のテーマ曲を「布袋色に染める」

映画「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のテーマ曲をアレンジすることになった布袋寅泰さん(c)2011 PARAMOUNT PICTURES.All Rights Reserved.
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映画「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のテーマ曲をアレンジすることになった布袋寅泰さん(c)2011 PARAMOUNT PICTURES.All Rights Reserved.

 ギタリストの布袋寅泰さん(49)が、トム・クルーズさん(49)主演の人気スパイアクション映画のシリーズ最新作「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(ブラッド・バード監督)が12月16日に日本で公開されるのを記念して、同シリーズのテーマ曲をアレンジすることが18日、明らかになった。布袋さんは「タイアップの話が来たときは『やった!』と思った」と喜び、アレンジについて「映画ファンだけにとどまらず、多くのファンに愛されている名曲中の名曲なので、それを傷つけるわけにはいかない。その半面、僕にこのミッションを与えていただいたからには、やっぱり“布袋色”に染めたかった」とコメントしている。楽曲は日本のテレビスポットCMなどで使用される。

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 最新作「ゴースト・プロトコル」は、主人公のイーサン・ハント(クルーズさん)がドバイ、モスクワ、ブダペスト、バンクーバー、ムンバイを舞台に、史上最大のミッションに挑む。ハントと彼が率いるチームはクレムリン爆破の容疑をかけられスパイ組織「インポッシブル・ミッション・フォース(IMF)」のメンバー登録を抹消されてしまう。国や組織の後ろ盾を失ったハントらは、事件の黒幕を追う。黒幕の取引の現場は、世界一の高さと最新のセキュリティーを誇るドバイの超高層ビル。難攻不落の天空城に侵入を試み、さまざまなわなを突破する中、次第にミッションの真の目的が明らかになる……というストーリー。

 今回のコラボレーションは、日本の映画配給会社が布袋さんに提案したことによって実現。日本から米ハリウッドの映画のプロデューサー陣に打診したところ、布袋さんが手がけた映画「キル・ビル」(クエンティン・タランティーノ監督)の楽曲を知っていたこともあり、このアイデアを「グレート!」と絶賛したという。また、布袋さんは今年、アーティスト活動30周年を迎え、主演のクルーズさんも同じくハリウッドデビュー30周年となることも、コラボレーションのきっかけとなった。

 布袋さんは、クルーズさんと自身がともに活動30周年を迎えたことについて「とても不思議なご縁だと思います。30年というのは決して短い期間ではないし、でも自分的にはあっという間だった。多分トムもそうだと思います。そんな中、いろいろな試行錯誤をしながら、トムは映画に対する愛情、僕は音楽に対する愛情を失うことなくやってきた」とコメント。楽曲のアレンジという形で、映画に参加することについて「この作品で巡り合えたというのは、僕にとってはとても光栄です」と喜んでいる。

 映画は12月16日からTOHOシネマズ日劇(東京都千代田区)ほか全国で公開。(毎日新聞デジタル) 

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