新作ゲーム紹介:「うみねこのなく頃にポータブル」 “魔女”と“人間”の頭脳戦

「うみねこのなく頃にポータブル1」のゲーム画面 (C)竜騎士07・07th Expansion/Alchemist
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「うみねこのなく頃にポータブル1」のゲーム画面 (C)竜騎士07・07th Expansion/Alchemist

 PC向けの同人ゲームとして発売され、アニメやマンガなどでも展開された人気作が、PSP向けに「うみねこのなく頃にポータブル」(アルケミスト)として移植・発売される。11年に発売されたPS3版と同じ内容で、「1」では原作の八つのエピソードのうち1、2が収録される。

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 主人公は遺産相続の親族会議に参加するため、6年ぶりに一族が所有する六軒島を訪れた18歳の少年、右代宮戦人(うしろみや・ばとら)だ。台風で外界との接触が遮断された島で、「魔女ベアトリーチェ」の予告状に合わせて連続殺人事件が発生。戦人は、殺人が“魔女”の仕業ではなく、人間の犯行だと証明していくが……という設定だ。

 ゲームはノベル形式で、画面に表示されるストーリーを小説のように読み進めていく。選択肢は存在せず、プレーヤーが「殺人ではなく、魔女の仕業だ」と推理をあきらめた時点で、実質的なゲームオーバーとなる。気になった場面にブックマークを付けたり、ヒントの宝庫である「Tips」を参照するなどして、じっくり読み進めていこう。

 戦人役に「黒執事」の小野大輔さんをはじめ、アニメ版とほぼ同じ声優陣が出演し、フルボイスでの熱演が楽しめる。全四部作で、原作エピソード3、4が収録された「2」が、11月17日に発売される。

 うみねこのなく頃にポータブル1(PSP) CEROレーティングD(17歳以上対象) アルケミスト 3990円 10月20日発売

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