ラノベランキング:10月の首位は「灼眼のシャナ」 書泉ブックタワー

「灼眼のシャナ」22巻
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「灼眼のシャナ」22巻

 書泉ブックタワー(東京都千代田区)のライトノベル売り上げランキングによると、10月は高橋弥七郎さんの「灼眼のシャナ」22巻(電撃文庫)が1位だった。同作品は、累計850万部を超えるシリーズの完結作で、シャナの過酷な最後の戦いが描かれている。

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 「灼眼のシャナ」は、高校生の主人公・坂井悠二が、異世界から来た“存在”を食う化け物「紅世(ぐぜ)の徒(ともがら)」に襲われたところ、異能者「フレイムヘイズ」で赤い髪が印象的な少女のシャナに救われ、奇妙な共同生活をしながら共に「紅世の徒」と戦うという物語で、アニメ化もされ人気を博している。

 2位は「アクセル・ワールド」9巻(電撃文庫)。いじめられっ子の男子中学生が、現実に影響を及ぼす謎の仮想空間で稀有(けう)な飛行能力を持つヒーローとなり、戦いを繰り広げるアクションファンタジー。3位には「鬼物語」(講談社BOX)が入った。高校生の阿良々木暦(あららぎ・こよみ)と怪異にかかわった少女たちの物語を描く「物語」シリーズの第11作で、吸血鬼の忍野忍(おしの・しのぶ)の物語となっている。

 4位の「這いよれ!ニャル子さん」8巻(GA文庫)は、クトゥルー神話の神々が美少女化してドタバタ劇を繰り広げるコメディー。5位の「ロウきゅーぶ!」9巻(電撃文庫)は、小学校の女子バスケ部の臨時コーチを務めることになってしまった男子高生と部員たちの触れ合いを描いたスポーツコメディーだ。(毎日新聞デジタル)

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