わが母の記:追加キャストにミムラ、菊池亜希子 宮崎あおいとともに3姉妹演じる

「わが母の記」で(左から)3姉妹の三女・琴子を演じる宮崎あおいさん、次女・紀子を演じる菊池亜希子さん、長女・郁子を演じるミムラさん(C)2012「わが母の記」製作委員会
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「わが母の記」で(左から)3姉妹の三女・琴子を演じる宮崎あおいさん、次女・紀子を演じる菊池亜希子さん、長女・郁子を演じるミムラさん(C)2012「わが母の記」製作委員会

 井上靖さんの自伝的小説を原作にした映画「わが母の記」(原田眞人監督)の追加キャストが15日発表され、ミムラさん、菊池亜希子さんらが宮崎あおいさんとともに役所広司さん演じる伊上洪作の娘を演じていることがわかった。

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 親子の絆を役所さん、樹木希林さん、宮崎さんら豪華キャストで描いた作品で、三国連太郎さん、南果歩さん、キムラ緑子さんも出演している。

 映画は8月にカナダ・モントリオールで開催された「第35回モントリオール世界映画祭」で、審査員特別グランプリを受賞した注目作。昭和39(1964)年、小説家の洪作は、父・隼人(三国さん)が亡くなったことから、実母・八重(樹木さん)の面倒をみることになる。幼少期、母親とともに暮らしてこなかった伊上は、妻と娘である長女・郁子(ミムラさん)、次女・紀子(菊池さん)、三女・琴子(宮崎さん)、また洪作の妹の桑子(南さん)や志賀子(キムラさん)たち“家族”に支えられ、自身の幼いころの記憶と、八重の思いに向き合うことになる。八重は、次第に薄れてゆく記憶の中で、“息子への愛”を必死に確かめようとし、息子は、そんな母を理解し、受け入れようとする……という物語。

 そのほか、三浦貴大さん、真野恵里菜さんらも出演する。映画は12年に公開予定。(毎日新聞デジタル)

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