らんま1/2:実写そっくり!高橋留美子がドラマポスター描き下ろし

公開されたドラマ「らんま1/2」の実写ポスターと高橋さん描き下ろしのイラスト
1 / 1
公開されたドラマ「らんま1/2」の実写ポスターと高橋さん描き下ろしのイラスト

 女優の新垣結衣さん主演のスペシャルドラマ「らんま1/2(にぶんのいち)」(日本テレビ系、12月放送)のポスターが15日公開され、原作の高橋留美子さんがドラマ化を記念して描き下ろしたイラストも併せて公開された。イラストは実写ポスターを見て描き下ろしたもので、高橋さんが「らんま1/2」のキャラクターが勢ぞろいした絵をしっかりと描いたのは、96年に連載が終了してから初めてで、約15年ぶりという。高橋さんは「久々に『らんま』のキャラクターを描く機会をいただきました。参考にいただいた役者さんたちの写真が本当に原作そっくりで、ポスター用イラストを楽しく描かせていただきました」とコメントを寄せている。

あなたにオススメ

 ドラマで天道あかねを演じる新垣さんは、描き下ろしイラストを見て、「感動しました。ドラマのポスターを基に描いているので、同じポーズをとっていたり、ドラマオリジナルのものを身につけていたり、不思議な気分でした」とコメント。また、実際に高橋さんと初対面した時のことも語り、「柔らかい雰囲気の優しい可愛らしい方でした」とその印象を話していた。

 ポスターのほか、らんまの父・玄馬(古田新太さん)が水をかぶると変身してしまうパンダのビジュアルも公開された。ドラマのパンダは原作のイラストに似せるのでなく、本物のパンダが脱走したようなリアリティーを追求したという。このパンダの動画も配信されており、同局の公式サイトと「テレビドガッチ」で視聴できる。さらに、田山涼成さんが演じるドラマオリジナルの敵・小蒲田教頭先生(カマンベール)のビジュアルも初公開された。

 ドラマは高橋さんが87~96年にマンガ誌「週刊少年サンデー」(小学館)で連載した同名マンガを原作に、新垣さん演じるあかねを軸にしたオリジナルストーリーで描かれる。天道家の後継ぎとして道場を守る決心をしていた三女のあかね(新垣さん)だったが、ある日突然父の早雲から、「後継ぎは男に限る」と勝手にいいなずけを決められてしまう。しかもそのいいなずけである早乙女乱馬(賀来賢人さん/夏菜さん)は、水をかぶると女性になってしまう特異体質だった。完全な男に戻れる「秘湯」のありかをめぐり、乱馬と謎の敵が戦いを繰り広げるが、手がかりを握っているのはあかねだった……というストーリー。

 そのほか、天道家の長女でおっとりした性格のかすみを長谷川京子さん、あかねの片思いの相手でかすみに思いを寄せる小乃東風を谷原章介さん、あかねの父、早雲を生瀬勝久さんが演じるほか、永山絢斗さん、西山茉希さん、金井勇太さんが出演する。12月9日午後7時から放送。(毎日新聞デジタル)

マンガ 最新記事