三浦友和:妻・山口百恵は「すばらしく相性のいい女性」 半生語る“自伝”出版

三浦友和さんが自らの半生を語った自伝的書籍「相性」(上)と映画の1シーン
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三浦友和さんが自らの半生を語った自伝的書籍「相性」(上)と映画の1シーン

 俳優の三浦友和さん(59)が自らの半生を振り返った“自伝”「相性」(小学館、1470円)が出版されることが15日、明らかになった。三浦さんは、同書の前書きで、妻の山口百恵さんについて「私は素晴らしく相性の合う女性と出会い結婚できたといえる。出会いから三十数年幸せに暮らしているのだから、たぶん勘違いではなさそうだ」などと語っている。同書は三浦夫妻の結婚記念日の19日に発売される。

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 出版は、12月3日公開の主演映画「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」(蔵方政俊監督)の公開を記念したもので、長年連れ添った妻から離婚届を突きつけられ、夫婦のあり方や生き方を見つめ直す定年間際の鉄道運転士を演じた三浦さんが、自らの人生を振り返り、夫婦関係を中心に、少年時代から現在に至るまでの軌跡、出会った人々、家族などについて、自分自身の言葉で語っている。数日にわたるインタビューをもとに構成された語りおろしの自伝的な書籍で、同書が発売される19日は、映画の舞台である富山での先行公開日にもなっている。

 三浦さんは前書きの中で、「私たち夫婦はけんかをしたことがない。ともにけんかで引きずる空気感が嫌いなのと、けんかをして初めて深くわかり合えるなどという説を、はなから信用していないからだと思う。夫婦げんかは犬も食わないのだ」とも語っており、夫婦円満ぶりを明かしている。

 「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」は、人生を鉄道になぞらえ、鉄道にまつわる人々に光をあてたドラマを描く「RAILWAYS 」シリーズ第2弾。雄大な北アルプスを望んで走る富山県の富山地方鉄道を舞台に、人生の節目に直面しこれからの生き方を模索する夫婦の姿が描かれる。三浦さん演じる運転士の妻を演じる余貴美子さんや、小池栄子さん、中尾明慶さん、吉行和子さんらが出演。主題歌は松任谷由実さんが担当する。12月3日から全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)

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