由紀さおり:海外ブレークで36年10カ月ぶりアルバムトップ30入り

アルバム「1969」が36年10カ月ぶりにトップ30入りした由紀さおりさん
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アルバム「1969」が36年10カ月ぶりにトップ30入りした由紀さおりさん

 15日発表されたオリコン週間アルバムランキング(21日付)によると、米オレゴン州ポートランドを拠点に活躍するジャズ・オーケストラ「ピンク・マルティーニ」とコラボレーションした歌手の由紀さおりさんのアルバム「1969」(10月12日発売)が300位圏外から26位にランクインし、発売約1カ月で初の週間トップ30入りを果たした。由紀さんの曲がトップ30に入るのはシングル「挽歌」で1975年1月6日付で27位を記録して以来36年10カ月ぶりで、アルバムでは69年3月のデビュー以来初。由紀さんは「偶然の出会いから始まったコラボレーションがこんなことになるなんて、私自身が一番驚いています」と驚きのコメントを寄せている。

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 コラボレーションアルバム「1969」は米iTunesジャズチャート1位(2日付)をはじめ米ビルボードのジャズ・アルバムチャート初登場5位(19日付)、カナダiTunesワールドミュージックチャート1位、ギリシャIFPI総合アルバムチャート4位など各国のランキングで上位にランクインしたことで話題になっている。

 アルバム「1969」は由紀さんのデビュー曲「夜明けのスキャット」のほか、いしだあゆみさんの「ブルー・ライト・ヨコハマ」、黛ジュンさんの「夕月」など1969年にヒットした日本の歌謡曲のカバー11曲とフランス語で歌ったフランシス・レイさんの「さらば夏の日」を収録。1枚3000円で発売中。(毎日新聞デジタル)

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