最愛の妻に突然離婚を切り出された40代男が、妻をもう一度振り向かせるために自分を改造し、それによって見えなかったものが見えてくるというロマンチックコメディー「ラブ・アゲイン」(グレン・フィカーラ、ジョン・レクア監督)が公開中だ。初主演作「40歳の童貞男」(05年)でブレークしたスティーブ・カレルさんを筆頭にライアン・ゴズリングさん、ケビン・ベーコンさん、ジュリアン・ムーアさん、マリサ・トメイさんらが出演。必ずしもとびきりのイケ面ではないが、しかし魅力ある彼らが“よりよき恋愛と人生について”を身をもって教えてくれる。
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妻(ムーアさん)からの離婚の申し出にぼうぜん自失のキャル(カレルさん)。彼の“自分改造”にひと役買って出るのが、バーで知り合った30代の遊び人男ジェイコブ(ゴズリングさん)だった。ジェイコブの教育のかいがあって、ほどなくキャルは外見的には見違えるようなナイスミドルになるが、内面はまだまだだった。一方のジェイコブも、外面はいいが、内面はまだまだ。そんな2人が、お互いによって、また知り合う女性たちによって、さらにわが子によって“改造”されていく。
出演者は、個性的な顔立ちの俳優たちばかりだが、だからこそ共感しやすい。また、キャルの子どもたちのベビーシッターやご近所さんといった脇役の存在感を、“ここぞ”というところでアピールさせ、物語の収束のさせ方もうまい。とどのつまり、これは“おじさんの改造”だけでなく、もっと奥の深い人間味あふれる作品だ。おじさんはもとより、女性やカップルなど、幅広い年齢層の大人の男女におすすめ。脚本は、ディズニーの劇場版アニメ「塔の上のラプンツェル」(10年)を担当したダン・フォーゲルマンさん。監督は「フィリップ! きみを愛してる!」(09年)のフィカーラさんとレクアさんのコンビ。19日からシネマート新宿(東京都新宿区)ほか全国で公開中。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
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