松田翔太:撮影現場で“鬼”の表情 主演映画初日舞台あいさつで永山絢斗が明かす

主演映画「ハードロマンチッカー」の初日舞台あいさつに登場した松田翔太さん
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主演映画「ハードロマンチッカー」の初日舞台あいさつに登場した松田翔太さん

 映画「ハードロマンチッカー」(グ・スーヨン監督)の初日舞台あいさつが26日、東京都内で行われ、主演した俳優の松田翔太さんらが登場。共演者で松田さんと普段から親交のある永山絢斗さんが「現場では別人。鬼のような翔太くんだった」と役に没頭していたことを明かすと、松田さんは「普段は次男なので、人との間を大事にして、お茶目にやってるんですけど、現場では、仲良い絢斗でも無視しなきゃいけなかったり、それが鬼のように見えたのかな」と苦笑いで語り、観客を笑わせていた。

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 映画は、グ監督の同名小説が原作で、山口県下関市を舞台に、けんかに明け暮れる無軌道な若者たちの姿を描く。在日韓国人で高校を中退したフリーターのグー(松田さん)は、ある日後輩が起こした事件をきっかけに暴力の連鎖に巻き込まれていく……というストーリー。ほかに中村獅童さん、渡部篤郎さん、柄本時生さん、金子ノブアキさん、渡部豪太さん、真木よう子さん、淡路恵子さん、遠藤要さんらが出演する。主題歌はロックバンド「黒夢」の「13 new ache」が起用された。

 舞台あいさつには、柄本さん、遠藤さん、グ監督も登場。バイオレンスシーンを満載した映画でエネルギッシュな役どころを演じた松田さんは、来場した観客に「こういう方向の映画もありかなって思っていただいて、日本での映画というものが、もっと表現が自由であることをみなさんに証明してほしいなと。感動ものだけでなくて、極端に暴力なものから、CGで作った映画まで、たくさんの表現が生まれるように宣伝してもらって、日本の映画界を盛り上げていってください」と呼びかけていた。(毎日新聞デジタル)

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