ドラえもん：スネ夫が歌手デビュー　ジャイアンプロデュースで世界進出も視野？

　テレビアニメ「ドラえもん」（テレビ朝日系）に“レギュラー出演”する骨川スネ夫が12月2日放送のエピソード「おぼっちゃマンボ」で歌手デビューし、コンサートを開催することが29日明らかになった。デビュー曲「スネ夫のおぼっちゃマンボ」をプロデュースするのは歌手としても活動するジャイアンこと剛田武で、スネ夫はラテン風の派手な衣装でステージに登場する。プロデューサーのジャイアンは「世界進出も視野に入れている」と話しており、歌手・スネ夫のパフォーマンスに注目が集まりそうだ。

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　「おぼっちゃマンボ」でスネ夫は、テレビで多くの歌手を育てるプロデューサーの姿を見て、ジャイアンに「“歌手”じゃなくて“プロデューサー”になれば？　ありあまる才能を独り占めするのはもったいないよ」とおだてる。ジャイアンの破壊的な歌を聴きたくない……というのがスネ夫の真意だが、ジャイアンはすっかりその気になり、プロデュースする歌手第1号にスネ夫を指名し、楽曲制作に励む。見かねたドラえもんは、作りたい楽曲のイメージを話すだけで楽曲を制作できるひみつ道具「ヒットメーカー」と、制作した楽曲を歌うだけで必ずヒットするひみつ道具「ヒットマイク」を取り出す。ジャイアンは「スネ夫はキザでお金持ち」「南国って感じのパーッと明るい曲がいいな」「世界で通用するような曲にしたい」と依頼し、デビュー曲「スネ夫のおぼっちゃマンボ」が完成。コンサートを開催することになるが……というストーリー。

　「スネ夫のおぼっちゃマンボ」は、「ソーレ」「ウー」などの掛け声が印象的なマンボのリズムやホーンを取り入れたラテンチューン。6月に発売されたアルバム「ドラえもん　ツイン★ベスト」に収録されており、12月2日の番組放送後にはテレビ朝日のモバイルサイトで着うたと着メロを配信する予定。番組は12月2日午後7時からテレビ朝日系で放送される。（毎日新聞デジタル）