今年流行した言葉を決める「2011 ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンに「ラブ注入」が選ばれたタレントの楽しんごさんが1日、「とってもうれしい気持ちです。来年もたくさんラブ注入していきたい」と受賞の喜びを語り、表彰式のステージ上でも「ドドスコスコスコ……、ラブ注入」とネタを披露。審査員を務めた東京大学教授の姜尚中さんは「ちょっと信じられない世界ですね……」と絶句し、苦笑いするだけだった。
ウナギノボリ
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「現代用語の基礎知識 選 2011 ユーキャン新語・流行語大賞」は、10年12月1日から今年11月末までに発生したさまざまな新語・流行語の中から、「より軽妙に世相を衝(つ)いたもの、また強烈なインパクトで世上に喧伝(けんでん)されたもの」に対して、その言葉の発生源周辺の人物・団体を顕彰するもので、「現代用語の基礎知識」編集部調査で候補語60語を選出し、選考委員会でトップテンと年間大賞を選出。姜教授のほか、歌人の俵万智さん、ジャーナリストの鳥越俊太郎さん、女優の室井滋さん、マンガ家・やくみつるさん、クリエーティブディレクターの箭内道彦さんらが選考委員を務めた。
表彰式に登場した楽しんごさんは、俵さんとツーショット撮影をするなど審査員とも交流。やくさんからは「今まで受賞した芸人さんではいないので、(初の)2年連続受賞を目指してがんばって」とエールを送られていた。今年の年間大賞はサッカー女子日本代表の「なでしこジャパン」で、トップテンは「帰宅難民」「絆」「こだまでしょうか」「3.11」「風評被害」と震災関連の言葉が半数を占め、そのほかに「スマホ」「どじょう内閣」「どや顔」が選ばれた。(毎日新聞デジタル)
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