後藤真希：活動休止は「強がり」だから　ラストライブで心境告白

　歌手の後藤真希さん（26）が4日、幕張メッセ（千葉市美浜区）で活動休止前最後となるライブ「G-Emotion FINAL～for you～」を開いた。「ごっちん」コールの中、後藤さんは活動休止の心境をファンに語った。

ウナギノボリ

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　ついについに、ほんとにラストのラストですね。13歳でデビューして、モーニング娘。として駆け抜けた3年間。そして、ソロデビューもしました。もう今年で13年目迎えたからね。マジで、本当に、ぶっちゃけね、何度も何度もやめようと思ったことあるんだよね。それはみんなのせいとかではなくて、みんなもよくわかってると思うけどさ。めっちゃ強がりじゃん？うち。

　本当にいろいろ誰かに相談したりとか昔からしてたら、ある意味もうちょっと気楽にできたかなと思ったりして。気づくといつも一人で背負っちゃってさ。

　自分の今までの経験とか、これからとか、本当にいつのまにか自分以外の誰かをずっと優先してきた気がしてて、それでも誰かが幸せになってるの見るの好きなんだけどさ。

　だけど、もう本当にいろいろ悩んで考えたけど、今日という日で、ここ幕張で、こんなステキなライブで、ステキな仲間とか大勢の人で作って、4～5年ぶりにみんなに盛り上がってもらいたくて、いやあ、マジで頑張った！

（ファンから「また戻ってきてね−！」と声援）

　そうだね。本当に待っててくれるんだったら。

（絶対待ってる−！）

　またこのように、みんなと一緒の時間が過ごせたらって思ってるから、それまで浮気しないでね！　浮気したら戻ってこないからね。

　後藤真希のコンサートはみんな仲間だから、いつかまたこんな日が来ればいいなと願ってます。

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　コンサートは、昼夜2公演で計1万人が来場。サプライズで登場したのは、現在「ドリームモーニング娘。」として活動中の中澤裕子さん、安倍なつみさん、石川梨華さん、飯田圭織さん、保田圭さん、矢口真里さん、小川麻琴さん、久住小春さんの8人。後藤さんは、当時と変わらぬロングコートをまとったメンバーたちと、生き生きとした表情でパフォーマンスを繰り広げ、ファンから熱い声援を受けていた。

　ライブ中盤には、ロックバンド「氣志團」の綾小路翔さんも登場し、後藤さんとともにデュエット曲「Non stop love 夜露死苦!!」を披露。客席には元「モーニング娘。」の高橋愛さんをはじめ、真野恵里菜さん、里田まいさんらも駆けつけ、後藤さんのステージを見守った。

　後藤さんは、85年9月23日生まれ。東京都江戸川区出身。99年8月に13歳で「モーニング娘。」に加入し、同9月に「LOVEマシーン」（オリコン初週1位、総売り上げ：165万枚）でデビュー。「モー娘。」の人気を支えるとともに、保田圭さん、市井紗耶香さんとのユニット「プッチモニ」などとしても活躍し、01年には「愛のばかやろう」でソロデビュー。02年の17歳の誕生日に同グループを卒業した。その後、ソロ活動などを行い、08年にはアップフロント・エージェンシーからエイベックスに移籍して活動を継続したが、今年6月に、年内での活動休止を発表していた。（毎日新聞デジタル）