後藤真希:「また会う日まで」休業前ラストライブで涙 元モー娘と「LOVEマシーン」も

活動休止前最後のライブでファンに「ありがとう」と叫ぶ後藤真希さん
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活動休止前最後のライブでファンに「ありがとう」と叫ぶ後藤真希さん

 歌手の後藤真希さん(26)が4日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で活動休止前最後となるライブ「G-Emotion FINAL~for you~」を開いた。何度もアンコールを受けた後、後藤さんはマイクなしで「本当にどうもありがとう」と叫び、「また会う日まで、とりあえず今日まで本当にありがとう。こうやって出会える日を楽しみに、毎日毎日休憩もしつつがんばっていきたい。みんなのことは絶対に忘れないから、みんなも忘れるのも、浮気するのもだめだから、よろしくね」と涙でファンに別れを告げた。会場には、中澤裕子さんや安倍なつみさんら元「モーニング娘。」のメンバーも駆けつけ、大ヒット曲「LOVEマシーン」を後藤さんとともに熱唱した。

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 この日のライブは、幕張メッセで昼夜2公演が行われ合計1万人が来場。「活動休止となる最後の場を、ファンのみなさんと一緒になって楽しめるライブにしたかった。エイベックス移籍後に一度も開催されなかったワンマンライブをファンのみなさんに見せたかった」として、「後藤真希が見たい後藤真希」をコンセプトに、青のロングドレスや炎をイメージした和服モチーフの深紅のロングドレスなど早着替えも交えて“9変化”しながら、アンコールを含む全24曲を披露した。

 また、現在「ドリームモーニング娘。」として活動中の中澤さん、安倍さん、石川梨華さん、飯田圭織さん、保田圭さん、矢口真里さん、小川麻琴さん、久住小春さんの8人がサプライズで登場。デュエット曲「Non stop love 夜露死苦!!」を発売した綾小路翔さんもゲスト出演し、客席には元「モーニング娘。」の高橋愛さんや、真野恵里菜さん、里田まいさんらハロープロジェクト関係者も駆けつけ、後藤さんのステージを見守った。

 約4年ぶりのワンマンコンサートを前に、後藤さんは「(活動休止後は)今は全く決めていません。ライブが終わってからゆっくり考えたい。長いようで短い、短いようで長い13年でした。何よりもたくさんのファンやスタッフ、仲間たちと出会えたことに感謝しています。明日から休業となりますが、休業前にこんなすてきな仲間たちに見守られながらステージパフォーマンスをできたこと、とてもうれしく思いました。本当にありがとうございました」とコメントを発表した。

 後藤さんは、85年9月23日生まれ。東京都江戸川区出身。99年8月に13歳で「モーニング娘。」に加入し、同9月に「LOVEマシーン」(オリコン初週1位、総売り上げ:165万枚)でデビュー。「モー娘。」の人気を支えるとともに、保田圭さん、市井紗耶香さんとのユニット「プッチモニ」などとしても活躍し、01年には「愛のばかやろう」でソロデビュー。02年の17歳の誕生日に同グループを卒業した。その後、ソロ活動などを行い、08年にはアップフロント・エージェンシーからエイベックスに移籍して活動を継続したが、今年6月に、年内での活動休止を発表していた。(毎日新聞デジタル)

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