名探偵コナン：Ｊリーガーと夢の共演　遠藤や今野ら本人役で声優デビュー

　大人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版シリーズ最新作「名探偵コナン　11人目のストライカー」が12年4月に公開されることになり、本作でJリーグで活躍する遠藤保仁選手（ガンバ大阪）や今野泰幸選手（FC東京）らが声優デビューすることがわかった。物語はサッカースタジアムを舞台に巻き起こる事件をコナンが解明していくというもので、遠藤選手、今野選手らは本人役で登場する。

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　12年に20シーズン目を迎えるJリーグが、更なるJリーグ理念の実現やスポーツ振興の醸成などを目指し、サッカーを得意のスポーツとしているコナンとタッグ。今回の夢のコラボが実現した。映画には、遠藤選手、今野選手のほか、中村憲剛選手（川崎フロンターレ）、楢崎正剛選手（名古屋グランパス）の合計4選手が本人役で登場する。

　遠藤選手は「アフレコは初めてなので、不安ですが楽しんでやりたいと思います。コミックスもアニメも、映画も毎年、いつも見ているので、本当にうれしいです」と語り、今野選手は「映画に出られるなんて、最高にうれしいです。『コナン』は大好きなので、アフレコを一生懸命がんばって、良い思い出にしたいです。4選手の中では、自分が1番アフレコが下手なんじゃないかと心配しています」とコメント。Jリーグの大東和美チェアマンは「映画を通じ、サッカーの魅力や仲間とのきずな、スポーツが持つ力を感じていただきたい」としている。

　また、原作者の青山剛昌さんは「やっとこの企画がきたかって感じです(笑い)。原作やテレビアニメでは、たまにサッカーものはやっていたけど、映画ではまだだったので。しかも、実在のＪリーガーとコナンが共演するなんて夢のようだな～」とコメントを寄せている。

　劇場版「名探偵コナン　11人目のストライカー」は12年4月14日、全国東宝系で公開予定。（毎日新聞デジタル）