ゲーム1週間:コーエーテクモがガストを子会社化 モンハン3rdが400万本で表彰

ゲーム「ニード・フォー・スピード・ザ・ラン」の発表会に登場したローラさん
1 / 1
ゲーム「ニード・フォー・スピード・ザ・ラン」の発表会に登場したローラさん

 1週間のゲームのニュースをまとめて紹介する「ゲーム1週間」。今週(3~9日)は、コーエーテクモホールディングスが「アトリエ」シリーズのガストを子会社化するニュースや、「モンスターハンター ポータブル3rd」が400万本以上を出荷したソフトに贈られる「クワドロプルプラチナプライズ」を受賞した話題などが注目を集めた。

あなたにオススメ

 7日、コーエーテクモホールディングスは、人気ゲーム「アトリエ」シリーズを制作するゲームソフトメーカー「ガスト」(長野市)の発行済み全株式を中旬ごろに取得し、子会社化すると発表した。取得金額は22億円。ガストからの申し出があったのがきっかけで、コーエーテクモ側もIP(知的財産権)の保有や、ガストの商品の流通を取り扱ってきた信頼関係から買収を決めたという。

 5日、今年人気のあったプレイステーション3とPSPのソフトを表彰する「プレイステーション(PS)アワード2011」が発表され、400万本以上を出荷したソフトに贈られる「クワドロプルプラチナプライズ」にPSP用の「モンスターハンター ポータブル3rd」(カプコン)が選ばれた。同アワードで400万本以上の出荷ソフトが表彰されるのは、01年の「ドラゴンクエスト7」以来10年ぶりの快挙だった。

 ゲーム雑誌大手のエンターブレインがこのほど発表した11年11月のゲーム販売ランキングによると、ニンテンドー3DS用ソフト「スーパーマリオ 3Dランド」(任天堂)が同ハードでは歴代1位の記録となる約54万2000本を売り上げ、ゲームソフトの月間売り上げランキングで首位を獲得した。同月の3DS用ソフトの売り上げ本数は合計約63万1000本で、「スーパーマリオ 3Dランド」が約85%を占め、「マリオ」ブランドの強さが際立つ結果となった。3DSはハードも好調で約41万6000台を売り上げ、6カ月連続で家庭用ゲーム機の販売台数で首位に輝いた。

 7日、モデルでタレントのローラさんが東京都内で開催された新作カーレースゲーム「ニード・フォー・スピード・ザ・ラン」(PS3・Xbox 360・Wii・3DS、エレクトロニック・アーツ)の発表会に登場。ローラさんは、男性が車を運転する際の好きな仕草を聞かれ「バックするときに横を向いている姿がかっこよくてドキドキしちゃう」とコメント。「ゲームは普段からよくしている」とゲーム好きなローラさんだが、カーレースゲームは「子どもがやるような簡単なものでも、逆走しちゃう」と苦手なようで、スタートすると障害物にぶつかったり、コースを外れるなど苦戦。障害物にぶつかるたびに「あー」と叫び、敵を追い抜くと会場を跳びはねて喜ぶなどゲームを楽しんだ。(毎日新聞デジタル)

ゲーム 最新記事