歌手の倖田來未さん(29)が16日、東京都内でライブを開き、ロックバンド「BACK−ON」のボーカル・ギターのKENJI03(ケンジスリー)さん(27)との年内結婚と妊娠をファンに報告。ライブ後、マスコミの前で会見を開き、「(妊娠から)まだ8週とちょっとくらい。まだ全然安定していない状態なので、温かく見守っていただけたら」と説明し、結婚を意識したのは「出会ったときから。彼とは一瞬で絆が生まれたという感じだった。結婚しない理由がなかったので、『いつでも結婚したいね』ということはずっといっていた。授かり婚というか、望んで授かれたので、夢のようというか、本当に自分のことなんかなあという感じです」と幸せそうな笑顔を浮かべた。
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倖田さんはライブ終了後、黄色のゆったりニットワンピースに着替えて報道陣の前に姿を見せ、「無事ファンのみなさんに報告ができて、すごくすっきりした気分」とにっこり。妊娠発表に報道が先行したことについて、「自分の口から言いたかったので、ちょっと残念だったんですけど、今日報告できてよかった」と笑みを浮かべ、「(出演した音楽イベントが行われた)シンガポールから帰ってきた後に(妊娠が)分かったので、ライブや飛行機が続いて、ちょっと体調がすぐれない部分があって、お医者さんからも『もう少し安静にしないとね』という話だったので、自分の口からは安定期に入ってから報告したかった」と改めて説明した。
KENJI03さんとの出会いは今年1~2月ごろで、交際に発展したのは「春前くらい」。第一印象は「すごく心の優しい、ピーターパンのような子ども心を忘れていない方。すごく尊敬できる部分がたくさんある」と語り、「私が勝手にほれちゃったので。『ほれてまいました』という感じですね」と赤面。すでに同居中で、お互いに「ケンちゃん」「來未ちゃん」と呼び合っているという倖田さんは、2歳年下のお相手について、「一生懸命私を支えようとしてくれる姿を見ると、年齢なんて関係ないなと思う。きっと笑いにあふれた家庭になるのかな」と幸せオーラを振りまいた。
婚姻届の提出については「彼のお父さんの命日が今月なので、その日にできたら」と明かしたが、期日については「だんなちゃまと(提出に)行きたいなと思っているので、出し終わった後に報告します。そっとしておいて」と照れながら話した。プロポーズは妊娠後に自宅でされたといい、「出会って3カ月目くらいから『ずっと一緒にいよう』とは言っていたんですけど、赤ちゃんを授かったって分かったときに、改めて言っていただきました。(言葉は)恥ずかしいので2人の思い出にさせて」とうれしそうに明かした。
ライブではファンから「愛のことば」の合唱をサプライズで贈られ、感激の涙を見せた倖田さん。「ファンあっての倖田來未だなあと改めて思った。ファンは家族のような存在なので、早く言いたいなと思っていた。今日気持ちを込めて話せたので、伝わってたらいいなと思います」としみじみと語った。また「これから倖田來未として、もっともっと元気なパワフルな、強い女性として、歌い続けていけたらいいなと思っていますので、よろしくお願いしたいなと思います」と改めてメッセージを送った。(毎日新聞デジタル)