長渕剛:8年ぶりの紅白は被災地から生中継

「第62回NHK紅白歌合戦」で被災地から歌を届けることになった長渕剛さん
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「第62回NHK紅白歌合戦」で被災地から歌を届けることになった長渕剛さん

 大みそかに放送される「第62回NHK紅白歌合戦」(NHK)に8年ぶりに出演するシンガー・ソングライターの長渕剛さんが同番組で、東日本大震災の被災地から歌を披露することが明らかになった。長渕さんは震災発生後、被災地に何度も足を運び、復興支援ラジオ番組をスタートさせるなど復興支援活動を行ってきたこともあり、紅白でも被災地から日本全国にメッセージを届ける。長渕さんは「NHKさんから非常に意味のある指名を授かったと思っています。震災で何も無くなってしまった大地から人間が立ち上がり、そしてその精神力を背中で受けながら希望へ向かっていくという、そしてまた来年も今年以上に大きな絆を日本人同士が結び合いながら、何かしら暖かい、そして希望に包まれるような、そんな思いになりたいと思っています」とコメントを寄せている。

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 今年の「紅白歌合戦」では、番組内で被災地の現状や復興の様子を伝える「東北応援企画」を放送。岩手、宮城、福島県で生中継を行い、長渕さんは中継地の1カ所からパフォーマンスを繰り広げる。また、同企画では、紅組司会者の井上真央さんが3月11日に生まれた赤ちゃんと家族の元に足を運び、交流する姿を追うドキュメンタリーを放送することも決定している。

 「第62回NHK紅白歌合戦」は「あしたを歌おう。」がテーマ。司会は、白組が人気グループ「嵐」、紅組が今春の朝ドラでヒロインを務めた井上さんが務める。昨年の午後7時半スタートから15分繰り上げ、歴代最長タイの午後7時15分~同11時45分(途中、5分間ニュースで中断)で放送される。(毎日新聞デジタル)

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