謎解きはディナーのあとで:最終回視聴率15.4% 嵐・櫻井が主演 本屋大賞受賞作をドラマ化

ドラマ「謎解きはディナーのあとで」の会見に登場した北川景子さん
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ドラマ「謎解きはディナーのあとで」の会見に登場した北川景子さん

 人気グループ「嵐」の櫻井翔さん主演、女優の北川景子さん共演で、11年の本屋大賞を受賞した東川篤哉さんの大ヒット小説の連続ドラマ化した「謎解きはディナーのあとで」(フジテレビ系)の最終回が20日放送され、平均視聴率は15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 ドラマは、櫻井さん演じる執事・影山と、影山が仕える大富豪の令嬢で新米刑事の宝生麗子(北川さん)が難事件を解決していくユーモアミステリー。影山が麗子のディナーをサーブしながら「お嬢様の目は節穴でございますか?」など暴言スレスレのせりふを吐きながら推理を展開し、事件の真相に迫っていく内容。原作の“お決まり”の場面はそのままに、影山が麗子を心配してさまざまな事件現場へ変装して出かけるなどオリジナルの仕掛けを盛り込んだ。視聴率は初回が18.1%の好発進で、その後14~16%台を推移していた。

 最終回は、ミステリー作家たちが集まる家で二つ目の殺人事件が起き、現場には、血染めのナイフを手にした影山がたたずんでいた。発見した麗子は、最初の殺人事件から背後に見え隠れしていた影山を問い詰めるが、影山は犯行を否定。そこへ風祭京一郎警部(椎名桔平さん)が現れ、影山を殺人容疑で逮捕する。警察署に連行され、留置場でティータイムを楽しむ影山の前に、麗子の父・清太郎(高橋英樹さん)が現れ、「麗子に秘密がある」と告げる……という物語だった。30分拡大版で放送された。(毎日新聞デジタル)

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