桜庭ななみ:二十歳を前に「いろいろな役にチャレンジしたい」と抱負

劇場版3DCGアニメ「ドットハック セカイの向こうに」のヒット祈願イベントに登場した桜庭ななみさん
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劇場版3DCGアニメ「ドットハック セカイの向こうに」のヒット祈願イベントに登場した桜庭ななみさん

 女優の桜庭ななみさん(19)が12日、東京都新宿区の赤城神社で開催された劇場版3DCGアニメ「ドットハック セカイの向こうに」(松山洋監督)のヒット祈願イベントに登場した。10月に二十歳を迎える桜庭さんは着物姿で登場し、今年の抱負を「二十歳は大人というイメージなので実感がないです。これまでは学生の役が多かったけど、昨年、高校を卒業したので、いろいろな役にチャレンジしたい」と意気込んだ。また、プライベートについては「お酒を飲めるようになりますよね。それと、お正月に実家に帰ったら、友達が車の運転をしていて、自分だけ置いていかれた気持ちになった。10代のうちに運転免許をとりたい」と笑顔で話した。

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 「.hack(ドットハック)」は、累計販売本数300万本以上を記録するバンダイナムコゲームスのアクションRPGで、ゲームのほかにアニメ、小説などさまざまなメディアで展開している。劇場版は、近未来の日本を舞台に友達に誘われてオンラインゲーム「THE WORLD(ザ・ワールド)」に参加することになった女子中学生の有城そら(桜庭さん)が、現実とゲーム空間という二つの世界を救うため、立ち向かう姿を描く。そらの同級生の田中翔の声を俳優の松坂桃李さん(23)、岡野智彦の声を俳優の田中圭さん(27)が担当する。

 イベントには松山監督も登場。神社の神職による祈願式が行われ、式を終えて、松山監督は映画について「手応えを感じています。桜庭さんにはいい演技をしてもらいました」と自信を見せた。桜庭さんは声を担当するそらについて「監督から事前に(そらの設定を書いた)表をいただいたのですが、好きな色、行くお店、流行に疎いところとかが私にすごく似ていた。私が中学生のころはテニスばかりしていて、真っ黒に日焼けした女の子でしたが」と話すと、松山監督も「桜庭さんは(声を担当する)そらと一緒でゲームに慣れていないということなので、ぴったりな役だと思います」と太鼓判を押した。

 また、桜庭さんは「お正月に実家に帰ったら、16歳の弟がゲームばかりしていて、私としゃべってくれなかった。反抗期だから……。今年は私もゲームをしてみたいです」と話し、映画を通じてゲームに興味を持った様子だった。

 「ドットハック セカイの向こうに」は21日から「テアトル新宿」(東京都新宿区)ほかで公開。(毎日新聞デジタル)

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