注目ドラマ紹介:「早海さんと呼ばれる日」 松下奈緒主演のホームドラマ “ダメ嫁”が“最強の嫁”に

ドラマ「早海さんと呼ばれる日」の会見に登場した松下奈緒さん
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ドラマ「早海さんと呼ばれる日」の会見に登場した松下奈緒さん

 女優の松下奈緒さんが主演する連続ドラマ「早海さんと呼ばれる日」(フジテレビ系)が15日、スタートする。松下さん演じる“ダメ嫁”が、夫の家族と触れ合ううちに、心から夫の家族をいとおしく思い、“最強の嫁”に育っていくまでを描くホームドラマだ。

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 10年にNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(10年)でマンガ家の水木しげるさんを支える妻を演じて人気を博した松下さんは、今回、現代の専業主婦役に初めて挑戦。さらに劇中音楽3曲を書き下ろした。脚本は「グッドライフ」「1リットルの涙」などの大島里美さんが担当する。

 松下さんが演じるのは、会社役員を父に持ち、何不自由なく育ったお嬢様の優梨子。優梨子は同じ会社に勤める早海恭一と結婚し、ひょんなことから男性ばかりの早海家で同居することになる。最初は家事ができない“ダメ嫁”だったが、前向きに頑張って少しずつ成長する。そんな優梨子の姿に、早海家の男性陣は心動かされ、家族に欠かせない存在になっていく。

 優梨子の夫・恭一を演じるのは「V6」の井ノ原快彦さん。まじめで心優しい性格だが、優梨子の寿退社後、彼女のいた部署に異動となって慣れない業務に苦しみ、自分より仕事ができる優梨子にコンプレックスを感じてしまうという役どころだ。そのほか、個性的な早海家の家族として、いつも口だけの父・恵太郎役で船越英一郎さん、仕事を転々とする“チャラ男”の次男・研二役で要潤さん、就職活動中の大学生の三男・馨(かおる)役でアイドルグループ「KAT−TUN」の中丸雄一さん、男子に告白されて騒動を巻き起こす中学2年の四男・優三役で森永悠希さんが出演。また、恭一の結婚を機に家を出て行ってしまう早海家の母・陽子を古手川祐子さんが演じる。

 第1話は、美人でお嬢様育ちの優梨子が同僚の恭一と結婚し、バリバリと働いていた会社をあっさり退社。夫をそばでいつも助けることが夢だった優梨子は、幸せな新婚生活への期待に胸を膨らませ、得意ではない家事も頑張って挑戦する。そんな中、初めて恭一の実家に行くと、そこは散らかり放題。しかも、早海家の母・陽子が失踪していたことを知り、優梨子は「お義母さんが帰ってくるまで、私も早海家に一緒に住みます」と宣言してしまい……というストーリー。

 主題歌は「FUNKY MONKEY BABYS」の「この世界に生まれたわけ」が起用された。ドラマは15日から毎週日曜午後9時放送。(毎日新聞デジタル)

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