05年には1作目が、07年には2作目が公開され、いずれもヒット。待望のシリーズ第3弾「ALWAYS 三丁目の夕日’64」(山崎貴監督)が21日、公開される。前作から約5年後の東京五輪が開催される1964年、ビルや高速道路の建設ラッシュで沸き返る東京が舞台だ。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
則文(堤真一さん)が立ち上げた鈴木オートも店構えが立派になり、向かいの茶川家では、竜之介(吉岡秀隆さん)と結婚したヒロミ(小雪さん)が、おなかに子どもを抱え居酒屋を切り盛りしていた。高校生になった淳之介(須賀健太さん)は東大を目指して猛勉強中。そんな中、竜之介は新人作家が現れ、「冒険少年ブック」での竜之介の存在を脅かされて、心が晴れなかった……という展開。
例によって夕日町三丁目の人々の悲喜こもごもがつづられていく。方言が抜けない鈴木オートの従業員ロクちゃん(堀北真希さん)。暴走気味で、でも愛情いっぱいの則文と、彼を支える妻トモエ(薬師丸ひろ子さん)。その息子で反抗期の一平(小清水一輝さん)。そして、スランプ気味の竜之介。そんないつもの面々に、ロクちゃんが思いを寄せる医者の菊池(森山未來さん)や鈴木オートの新米従業員ケンジ(染谷将太さん)が新メンバーとして加わる。竜之介の担当編集者・富岡(大森南朋さん)もいい味を出している。
相変わらず勘どころを押さえた仕上がりだ。親としての覚悟、人間としての覚悟を描きながら、愛する人との別れと子どもの巣立ちについても描く。「東京タワーが飛び出している!」など、3D映画であることが宣伝にひと役買っているが、正直、ふとした場面で映像が浮かび上がる程度。しかしそこは、山崎監督が「ドラマの部分では物語に入ってもらいやすくするよう3Dを控えめにした。そうやって、3Dをエンターテインメント的に感じてもらいたいシーンとの緩急を付けるようにした」という狙い通りの効果を発揮している。21日からTOHOシネマズスカラ座(東京都千代田区)ほか全国で公開。3D、2D同時公開。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の大ヒット御礼舞台あいさつが12月23日、東京都内で開かれた。イベントでは…
東宝の2025年の配給作品ラインアップ発表会が12月23日、TOHOシネマズ 日比谷(東京都千代田区)で行われ、2024年の興業収入などが発表された。市川南取締役専務執行役員は、…
2012年から7シリーズにわたって放送されたテレビ朝日系の人気ドラマの完結作となる映画「劇場版ドクターX」(田村直己監督)のクランクアップ写真が公開された。主演の米倉涼子さんをは…
俳優の米倉涼子さんが12月22日、東京都内で行われた主演映画「劇場版ドクターX FINAL」(田村直己監督)の“舞台あいさつFINAL”に登場。イベント終盤にあいさつを求められた…
花沢健吾さんのマンガが原作の映画「アンダーニンジャ」(福田雄一監督、2025年1月24日公開)の新キャストが発表された。津田健次郎さんが、謎の存在「アンダーニンジャ(UN)」の声…