舘ひろし:「あぶ刑事」から「ヤバ検」へ 俳優人生初の検事役に

舘ひろしさんが俳優人生初の検事役を務める「ヤバい検事 矢場健~ヤバケンの暴走捜査~」(C)フジテレビ
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舘ひろしさんが俳優人生初の検事役を務める「ヤバい検事 矢場健~ヤバケンの暴走捜査~」(C)フジテレビ

 俳優の舘ひろしさんが、金曜プレステージの新シリーズ「ヤバい検事 矢場健~ヤバケンの暴走捜査~」(フジテレビ系)で俳優人生初の検事役に挑戦することが24日、明らかになった。「あぶない刑事」など個性的な刑事役を数多く演じてきた舘さんだが、初の検事役に自ら帽子をかぶるアイデアを出すなど積極的に役作りに取り組んでおり、「自分らしさを出しながらどんな検事になるのか、また、そんなヤバケンがどのように事件の真相に迫り解決していくのかを、楽しみにしていただけたら」と語っている。

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 舘さんが演じるのは、待ち合わせの時間には秒単位で正確、手帳のスケジュールも分刻み、手製の野菜ジュースも分量をきっちり測るなど神経質で潔癖すぎる東京地検の検事、矢場健(やば・たけし)。周囲からは「ヤバケン」と呼ばれてうとまれながらも、自分の信念を曲げずに真実を徹底的に究明するキャラクターだ。

 矢場の良き相談相手の心療内科医・如月彩を原沙知絵さんが演じるほか、今回矢場が担当する殺人事件の容疑者で、数々の無罪判決を勝ち取ってきたすご腕弁護士の山下美由希役に愛華みれさん、矢場に振り回される事務官の大隈進一郎役に河相我聞さん、矢場と30年来の付き合いで矢場の仕事に全幅の信頼を寄せる地検刑事部部長の松平大介役に矢崎滋さんと個性的な俳優陣がわきを固める。

 舘さん演じる矢場が今回担当するのは、イベント中止で訴訟を起こされていたイベントプロデューサー・堀田貴則(黒田アーサーさん)の殺人事件だ。堀田の弁護士で「鉄の女」の異名を取る山下(愛華さん)が自首し、全面的に犯行を認めたため、簡単に片付くと思われたが、矢場(舘さん)は疑問を抱き、10日間の勾留延長を決める……というストーリーが展開される。

 舘さんは最近「ヤバかったこと」が、「この作品のせりふが多すぎること」と嘆いたが、自分でも整理整頓を心がけ、「どちらかといえば細かい性格で(矢場と)似ていますね」とコメント。編成企画を担当した同局編成部の成田一樹さんも「舘さん自ら細かい動きや、セリフの言い回しなどなど、キャラクター作りへのアイデアをドンドン出されていて、矢場健というニューヒーローが日々成長を続けていますし、舘さんが放つ男の色気が画面いっぱいに広がっております。舘さんの新しい魅力満載のヤバ検、ぜひ楽しみにしてください」と呼びかけている。

 「ヤバい検事 矢場健~ヤバケンの暴走捜査~」は2月24日午後9時~同10時52分放送。(毎日新聞デジタル)

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