2700・ツネ:「ベルセルク」声優勝ち取り、双子誕生と合わせ二重の喜び

劇場版アニメ「ベルセルク」特別広報官に就任したお笑いコンビ「2700」のツネさん(右)と八十島さん
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劇場版アニメ「ベルセルク」特別広報官に就任したお笑いコンビ「2700」のツネさん(右)と八十島さん

 お笑いコンビ「2700」が25日、劇場版アニメ「ベルセルク 黄金時代篇1 覇王の卵」の特別広報官に就任した。お笑いコンビ「ジャングルポケット」との対決の末、特別広報官の座を勝ち取り、声優としても作品に参加できることになり、2700のツネさんは「声優をやってみたいと思っていた。まさかこんな大役を授かるなんて」と感激しきり。ツネさんは20日に2710グラムと2640グラムの双子の男の子が生まれたといい「名前は陽(ハル)と向(コウ)。2人合わせて陽向(ひなた)です」と報告、ツネさんにとって二重の喜びとなった。

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 「ベルセルク」は三浦建太郎さんがヤングアニマル(白泉社)で連載中のマンガで、累計3300万部を発行している人気作。戦乱で荒廃した中世のような架空のファンタジー世界を舞台に、巨大な剣を使う青年ガッツが、異形の化け物を相手に壮絶な戦いを繰り広げるダークファンタジー。アニメは20年以上にわたって描かれた同作をすべて映像化する「ベルセルク・サーガプロジェクト」の第1弾として、ガッツと盟友のグリフィス率いる「鷹の団」が活躍する「黄金時代」を3部構成で描く。2月4日公開の「黄金時代篇1 覇王の卵」を皮切りに同3部作が順次公開される。

 対決は、コンビ愛、声優力、ベルセルク愛の三つで競われ、まさかの敗北を喫したジャングルポケットの斉藤慎二さんは「未だに信じられない。『声優デビューしました』ってツイッターでつぶやこうと思っていたのに」とつぶやき、太田博久さんも「一つも納得できない。(敗因は)強いて言えば最初から台本ができていた」と悔しさをにじませていた。ジャングルポケットは今後「雑用補佐」として特別広報官の2700とともに映画のPRに務めていくという。

 2700の八十島さんは「まさか任命されるとは。任命されたからには、これからは『ベルセルク』のことだけ考えて日々を過ごそうと思う」と意気込んだ。映画は2月4日公開。(毎日新聞デジタル)

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