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11月21日(木)放送分
俳優の松山ケンイチさんが主演するNHK大河ドラマ「平清盛」の第5回が5日に放送され、平均視聴率は16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。関西地区は16.1%だった。第4回は関東が17.5%、関西は15.7%で、関東は初回から続いた17%台を今回初めて割ったが、関西は前回から微増となった。
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同ドラマをめぐっては、1月8日に初回が放送された後、兵庫県の井戸敏三知事が同10日の記者会見で「まず画面が汚い。(視聴者が)チャンネルを回す気にならないのでは」などと述べ、同18日に番組のチーフプロデューサーらNHK側が演出方法を変更しない方針を表明。しかし、井戸知事は同23日の記者会見で「真っ青な海の色が出てこないようでは瀬戸内海と言えるのか」「瀬戸内海の自然をきちっと映し出してほしい」などとさらに注文をつけていた。同局の松本正之会長は今月2日の定例会見で「注目度が高まるのはいい」とし、番組の演出について「(ストーリーが進行すると)時代とともにいろいろ変わってきますので、そういう中でいろいろな表現が出てくると思います」と話している。
ドラマは、武士が貴族たちから差別されていた時代、本当の親から離され、武士の新興勢力・平氏の元で育てられた少年が、瀬戸内海の海賊を束ねて“武士の王”となり、貿易こそがこの国が豊かになる道だと人々に説く……という物語。清盛は白河法皇の“落胤(らくいん)”で、忠盛が養子にしたという設定で描かれ、清盛の死後、壇ノ浦の戦いまでをドラマ化する予定。
第5回「海賊討伐」は、1135年(保延元年)、藤原忠実(國村隼さん)ら貴族が瀬戸内海を荒らす海賊について相談していた。討伐役として源氏を推す忠実を尻目に鳥羽院(三上博史さん)は平忠盛(中井貴一さん)にその務めを命じる。清盛(松山さん)を後継ぎにと考える忠盛は、忠正(豊原功補さん)の反対を押し切って、清盛に討伐へ加わるよう命じた。そして出陣した忠盛や清盛の前に、見たこともない巨大な船に乗った海賊たちが現れる……という展開だった。(毎日新聞デジタル)
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2024年11月23日 13:00時点
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