注目リリース:日本マイクロソフト、「Kinect for Windows センサー」を出荷

Kinect for Windows センサー
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Kinect for Windows センサー

 【注目リリース】2012年2月2日、日本マイクロソフトは「Kinect for Windows センサー」の出荷について発表した。

ウナギノボリ

 詳細は以下の通り。(表記などはほぼ原資料のまま)

 日本マイクロソフト(本社:東京都港区)は、商用利用が可能な「Kinect for Windows センサー」を2012年2月2日(木)より出荷します。日本国内では、流通パートナーとしてシネックスインフォテック、ソフトバンクBB、ダイワボウ情報システム、そしてハピネットの4社様を通して順次販売開始となります。また、日本マイクロソフトの直営オンラインストアである「マイクロソフトストア/Microsoft Store Japan」(http://www.microsoftstore.jp/)でもアプリケーション開発者向けに24,800円(税込)で販売します。なお「Kinect for Windows センサー」の利用にはソフトウェア開発キット(SDK)もしくはKinect for Windows用に開発されたアプリケーションが必要です。

 Kinectのテクノロジーは幅広い産業の注目を集め、エンターテイメント、製造業、医療やヘルスケア、教育、教材関連、広告、小売、および研究機関などの多くの分野での活用が検討されています。マイクロソフトはKinectの技術を中心に、人とデバイスのより自然な関わりを生み出すナチュラルユーザーインターフェースの発展を推進してまいります。

◎「Kinect for Windows センサー」製品概要

 「Kinect for Windows センサー」は、Windowsデバイス用のハードウェア製品です。Windows用のソフトウェア開発キット(Kinect for Windows SDK)を使用して開発されたソフトウェアと組み合わせてご利用いただくことで、音声認識やモーションセンサー、骨格追跡などの最新のテクノロジーを使った直感的で新しい操作方法を通じて、今までにない体験やサービスの提供を実現します。

<製品特長>

・プレイヤーの位置や動きを検出する距離センサー

・リアルタイムの映像情報を取得する映像センサー

・プレイヤーの方向を感知し、周りの雑音を除去した状態で音声入力に対応するマイクアレイ

・上下の角度調整をソフトウェアで制御可能なチルト機能

・近距離モードに対応

<Kinectのテクノロジー>

 Kinectは、Kinectセンサーに搭載されたセンサーから取得される情報を、ソフトウェアで複合的に解析することにより、様々な機能を実現します。

・モーションセンサー

 Kinectは全身を感知するモーションセンサーの機能を備えています。手や手首の動きだけではなく、腕や足、腰などの全身の動きを追跡できます。

・骨格追跡

 Kinectは、プレイヤーがセンサーの前に立つと、奥行き情報などを使用し自動的に骨格データを生成し追跡します。プレイヤーが左右やジャンプなどをした情報もアプリケーションに反映されます。

・音声認識

 Kinectセンサーに内蔵されている4つのマイクは、環境音やテレビの音とプレイヤーの声を分けて認識することができ、音声を使った様々な操作を実現しています。

▼製品名

 Kinect for Windows センサー

▼希望小売価格

 オープン価格

▼サイズ&重さ

 サイズ(縦×横×高さ):65×280×70mm

 重量600g

▼保証期間

 1年

▼同梱物

 Kinect for Windows センサー本体(ケーブル1.5m)、USB/電源ケーブル(長さ2.8m)、取扱説明書、保証書(パッケージに添付)

▼対応OS

 Microsoft Windows 7またはMicrosoft Windows Embedded Standard 7

▼PC本体必要システム

 ご注意:本製品の使用には、Kinect for Windows対応アプリケーションが必要です。(※1)

・CPU:2.66GHz以上のデュアルコア、32ビット(x86)または64ビット(x64)プロセッサ

・接続ポート:USBポート(USB 2.0)(※2)

・メモリ:2GB RAM

(※1):本製品を使用したソフトウェア開発キット(SDK)のダウンロード及び、必要アプリケーションについては以下のサイトでご参照いただけます。(http://kinectforwindows.com)(英語)

(※2):USBポートを他の機器と共有せず、Kinect for Windows センサーがUSB2.0のバスを専有するようにしてください。

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