男女の精神性を比較すると男性の方が依存心が強いのではないかと思うことがあります。特に恋愛では顕著で、「依存心」というよりも「未練がましい」という俗な表現のほうがマッチするかもしれません。恋愛のトラブルでは、男性側の過度の思い入れが原因であることが目につきます。
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その「依存心」の結晶というべきものが、オタク的な行為ではないでしょうか。アニメ、フィギュア、グッズ、タレントなど、その対象はさまざまですが、私の周りでは男性のほうが強烈なケースが多いようです。
そのオタク系嗜好(しこう)ですが、今回はちょっと変わったものを取り上げてみたいと思います。知人の鉄道オタク(通称「鉄オタ」「テッチャン」)と飛行機オタク(ヒコチャン)がいます。テッチャンのほうは、一部の人たちの撮影のマナーの悪さが全国紙にニュースとして取り上げられ、物議をかもしました。電車の引退式典などでの過激な言動を見ていると、対象物が手の届く距離にある公共物であることが、その要因ではないかと思います。
一方で飛行機オタクの知人は「飛行機オタクは、テッチャンほど(マナーが)ひどくない」と主張しています。しかし、機材(飛行機の機体のこと)の新規導入式典や、引退記念フライトには大勢の飛行機オタクが搭乗し、空港のフェンスの向こう側には多くの望遠付きカメラが並び、なかなかただものでないオーラを放っています。
さらに飛行中の機材の撮影は想像以上に難しいようで、滑走路へのアプローチから、着陸までのほんの数分しかタイミングはなく、そこにかける情熱はおカネと時間を多く費やすため、ある程度の経済的な余裕がないとできない「オタク」かもしれません。
今回、その飛行機オタクの知人が「ありがとうジャンボ」という映像作品を作りました。「ジャンボ」という愛称で呼ばれる「ボーイング747‐400」という機材の引退を記録した映像で、なんと日本航空(JAL)の全面的な協力を得た本格的なDVDです。ここまで来るとオタク趣味の領域を超えており、資料としても一見の価値があるともいえそうです。
昔は、さまざまな芸術品などが収集家によって後世に残され、現代の貴重な資料として残っています。収集家も現代訳をするなれば、オタク趣味なわけで、そう考えると今後「オタク趣味が歴史的価値を持つ資料を残す」ということも大いにありえると思います。未来の世界的な博物館で、国宝の仏像や一流の芸術家が描いた絵画と並んで、初音ミクのフィギュアや、ファミコンの世界的大ヒットのきっかけとなった名作ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」が並ぶ姿を妄想すると、胸が熱くなりますね。
くろかわ・ふみお 1960年、東京都生まれ。音楽ビジネス、映画・映像ビジネス、ゲームソフトビジネス、オンラインコンテンツ、そしてカードゲームビジネスなどエンターテインメントビジネスとコンテンツの表と裏を知りつくすメディアコンテンツ研究家。ブログ「黒川文雄の『帰ってきた!大江戸デジタル走査線』」(http://blog.livedoor.jp/kurokawa_fumio/)も更新中。
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