俳優の阿部寛さん(47)が16日、東京都内で行われた主演映画「カラスの親指」(伊藤匡史監督)の製作会見に登場。劇中で阿部さんの布団に入るシーンに挑戦した共演の能年玲奈さん(18)から「『阿部さんの布団に!』と思って、すごく緊張したんですけど、無事撮り終わって安心しました」と笑顔で告白されると、阿部さんは「そんなふうに思っていたなんて、全然知らなかったですね。ぼくはすごくドキドキしましたけど……」と照れ笑いだった。
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会見には、石原さとみさん(25)、村上ショージさん(56)、小柳友さん(23)も登場。阿部さんと詐欺師のコンビを組む役どころの村上さんは、長セリフに大苦戦したといい、「途中で阿部さんの足でも骨折して撮影が中止になればいいのにと思っていたくらいで……」と告白。阿部さんは「ショックですよ!それを期待してたとは」と苦笑いしつつ、「ショージさんは草食動物みたいになって(セリフの練習をして)いた。ショージさんの横に助監督さんがずっとつきっきりで、勉強部屋みたいだった。でも、すごくいい芝居をしていて、努力が実ったんだなと思って、作品になるのが楽しみです」と“相棒”の熱演をたたえていた。
原作は直木賞作家・道尾秀介さんのミステリー小説「カラスの親指 by rule of CROW’s thumb」(講談社文庫刊)。道尾さんの作品としては初の映画化となる同作の主人公は阿部さん演じる詐欺師の武沢竹夫。元はサラリーマンだったが、ある闇組織にだまされ、追われる身になり、詐欺師となった武沢は、同様に人には言えない暗い過去を持つ、村上さん演じる詐欺師の“テツ”こと入川鉄巳とコンビを組んでいた。ひょんなことから、河合やひろ(石原さん)とまひろ(能年さん)の美人姉妹、やひろの恋人(小柳さん)が転がり込み、“ちょっとヘンテコ”な共同生活が始まる。しかし、闇組織の手が伸び、5人は人生をかけて、一世一代の大計画に挑むことになり……というエンターテインメント作品。
この日は約5カ月ぶりに、映画の重要なシーンを撮影するために5人が再集結し、会見には劇中の衣装で登場した。映画「カラスの親指」は今秋、全国ロードショー予定。(毎日新聞デジタル)
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