エウレカセブンAO:主人公の声に15歳の本城雄太郎さん

「エウレカセブンAO(ASTRAL OCEAN)」会見に登場した(左から)本城雄太郎さん、宮本佳那子さん、大橋彩香さん
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「エウレカセブンAO(ASTRAL OCEAN)」会見に登場した(左から)本城雄太郎さん、宮本佳那子さん、大橋彩香さん

 05年に放送され、人気を集めたアニメ「交響詩篇エウレカセブン」の続編で4月から放送される「エウレカセブンAO(ASTRAL OCEAN)」の制作発表会見が16日、東京都内で行われ、主人公のフカイ・アオ役に本城雄太郎さん、ヒロインのアラタ・ナル役に宮本佳那子さんを起用するなど各キャストが発表された。

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 同作は沖縄の離島・盤戸島が舞台。老医師のトシオとともに暮らす少年・アオは中学入学を控え、幼なじみの少女・ナルと楽しい日々を送っていた。そんなアオのもとに突然謎の存在“シークレット”が姿を現す。アオは島を守りたい一心で偶然手にした鍵を使い、軍の輸送艦に積まれていた軍用のFP(小型の空中移動体)を起動させる。それはかつて“ニルヴァーシュ”と呼ばれた人型機動兵器IFOだった……というストーリー。

 アオを演じる本城さんは4月から高校生になる15歳で、制作を担当するボンズの南雅彦プロデューサーは「リアリティーのあるロボットアニメーションなのでリアルなアオ、ナルをさがした」という。会見に登場した本城さんは緊張しながらも「未熟なところはありますが、周りの方に支えてもらいながら頑張ります」と意気込みを語った。キャストはほかにフレア・ブランを大橋彩香さん、エレナ・ピープルズを小見川千明さん、トゥルースを井上和彦さんが務める。

 南プロデューサーは劇場版アニメ「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」(09年)を制作していく中で、次の作品ができるという思いがわき、続編の企画につながったと説明。タイトルの「AO」は「アストラルオーシャン」の略で「星の海」という意味。「AO」は主人公・アオの名前でもあり、「主人公とロボットの関係性、密接につながりあうことで何かを描き出し伝えていく。今の時代で描くロボットアニメーションを目指した」と力を込めた。また毎日放送の竹田青滋プロデューサーも「リアルな若者をキャスティングして、リアルなアフレコが展開されると確信した。力強い作品になると思う」と自信を見せた。

 「エウレカセブンAO(ASTRAL OCEAN)」はMBSで4月12日から毎週木曜深夜1時55分、TBSで13日から毎週金曜深夜1時55分、CBCで18日から毎週水曜午前2時、BS−TBSで21日から毎週土曜深夜0時放送。(初回放送時間変更可能性あり)。オープニング曲はロックバンド「Hemenway」の「Escape」、エンディングテーマはガールズバンド「ステレオポニー」の「stand by me」に決定、劇中音楽は前作や劇場版でも挿入歌や主題歌を提供した元「スーパーカー」のNakamura Kojiさんが担当する。(毎日新聞デジタル)

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