ガラスの仮面:読者が選んだ名シーンを劇団ひとりが再現!

劇団ひとりさんが完全再現した「ガラスの仮面」ポスター(右)と再現された1位の名シーン (C)1998 HAKUSENSHA,all rights reserved.
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劇団ひとりさんが完全再現した「ガラスの仮面」ポスター(右)と再現された1位の名シーン (C)1998 HAKUSENSHA,all rights reserved.

 美内すずえさんの人気少女マンガ「ガラスの仮面」(白泉社)の名シーンを劇団ひとりさんが1人で完全再現したポスターが25日公開された。公式サイトを通じて実施した人気投票を基に選ばれた上位6シーンで、劇団ひとりさんは、主人公の北島マヤや大都芸能社長・速水真澄、ライバルの姫川亜弓はもちろん、シーンに登場する人物すべてを「ひとり芝居」で演じ切っている。投票結果は25日発売の少女誌「別冊花とゆめ」で発表され、ポスターは公式サイトのほか、全国の駅貼り、書店で見ることができる。

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 「ガラスの仮面」は、主人公で天才的な演技力を持つ少女・マヤが大女優の月影千草に見いだされ、ライバルの姫川亜弓と伝説の名作「紅天女」の主演の座を懸けて競い合いながら成長していくという物語。少女誌「花とゆめ」で75年から連載され、長期にわたって中断、再開を繰り返しているロングラン作品。

 投票は、コミックス最新48巻の発売(25日)を記念して実施したもので、主人公・北島マヤが「女優になります」と宣言するシーンや、速水真澄からはじめて“紫のバラ”をもらうシーンなど、美内さん公認の48シーンから公式サイトで1月31日まで受け付けた。ポスター化されたのは、投票で3位までのシーンと、投票上位のうちから「別冊花とゆめ」編集部と担当編集者、美内さん自身がセレクトした計6シーン。劇団ひとりさんは、衣装やマンガのコマ割り、背景まで忠実に再現している。(毎日新聞デジタル)

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