悪の教典:大人気ミステリーが映画化 マンガ連載も決定

貴志祐介さんの「悪の教典」上巻
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貴志祐介さんの「悪の教典」上巻

 貴志祐介さんのベストセラー小説「悪の教典」(文藝春秋)が、実写映画化されることが決まった。キャストやスタッフ、公開時期などはまだ明かされておらず、詳細は今春に発表される予定。

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 「悪の教典」は、東京都町田市にあるという設定の私立高校の英語教師・蓮実聖司が主人公。蓮実は生徒からの人気も高い模範教師だが、実は他者への共感能力が欠如した反社会性人格障害(サイコパス)。高い知能の持ち主である蓮実は、これまでも自分の障害になるものを排除してきたが、そんな異常な性格の一端を感じ取る生徒に気づいた蓮実は、学園祭の準備で居残るクラスの生徒たちの抹殺を計画する……という物語。

 10年7月に単行本が発売され、「第1回山田風太郎賞」や宝島社「このミステリーがすごい!2011」国内部門1位に選ばれるなど、数々の賞を受賞した。

 また、同作は烏山英司さん作画でマンガ連載もマンガ誌「good!アフタヌーン」(講談社)でスタートする予定。(毎日新聞デジタル)

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