金田一少年の事件簿:誕生20周年で12年ぶり通年連載

「金田一少年の事件簿」のイラスト(c)天樹征丸・金成陽三郎・さとうふみや/講談社
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「金田一少年の事件簿」のイラスト(c)天樹征丸・金成陽三郎・さとうふみや/講談社

 累計発行部数9000万部の人気推理マンガ「金田一少年の事件簿」が誕生20周年を迎え、「週刊少年マガジン」(講談社)で通年での連載を再開することが29日、明らかになった。同マンガは92~00年に連載され、04~11年は不定期でエピソードごとに掲載していたものの、通常枠での連載再開は12年ぶり。

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 「金田一少年の事件簿」は、名探偵・金田一耕助を祖父に持つIQが180の高校生・金田一一(きんだいち・はじめ)が、祖父譲りの推理力で難事件を解決していく姿を描く推理マンガ。原作を天樹征丸さん、作画をさとうふみやさんが手がけ、コミックスの累計発行部数は9000万部を誇る。95年には、人気グループ「KinKi Kids」の堂本剛さん主演でテレビドラマ化、97年にはテレビアニメ化され、決めぜりふの「じっちゃんの名にかけて!」も人気となった。

 連載再開は、29日発売の同誌13号で明らかになったもので、3月7日発売の14号からスタート。新エピソード「人喰(く)い研究所殺人事件」は、仁久井(ひとくい)村の外れに戦前から残る呪いの館「人喰い研究所」から噴き出る凶悪な「ヒトクイ」の恐怖に、金田一一が名推理で立ち向かう……というストーリー。金田一一は“高校生探偵”のまま登場する。(毎日新聞デジタル)

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