TBS:ゴールデン帯の映画枠18年ぶりに復活

 TBSがゴールデン帯の映画放送枠を18年半ぶりに復活させることが明らかになった。「水曜プレミアシネマ」と題し、4月4日から毎週水曜午後9時に放送する予定で、同局は「放送局自体が映画コンテンツを持つ時代。(視聴層は)決して高い年齢層だけではない」と期待している。

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 ゴールデン帯の映画放送枠をめぐっては、同局が1993年に廃止、テレビ東京が10年に「水曜シアター9」を廃止しているほか、フジテレビの「土曜プレミアム」もバラエティー番組なども放送する特別番組枠になっている。また、日本テレビの「金曜ロードショー」も今年4月から「金曜ロードSHOW!」とタイトルを変更し、ドラマなど映画以外の番組も放送する方向でリニューアル予定で、テレビ朝日の「日曜洋画劇場」以外の映画放送枠は事実上縮小しているのが現状だ。

 同局では、映画を特別枠で放送しても視聴率は苦戦するとして、決められた枠で放送するメリットを強調。ケーブルテレビやBS放送など新作映画のチャンネルも多いが、有料と無料の境界には隔たりがあり、地上波で映画枠を持つ意義があるとしている。(毎日新聞デジタル)

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