芦田愛菜:究極の片想いラブストーリーで“ツンデレ”挑戦 「ずっと楽しかった」撮影振り返る

NHKの特集ドラマ「片想い」で主演を務める芦田愛菜さん (C)NHK
1 / 9
NHKの特集ドラマ「片想い」で主演を務める芦田愛菜さん (C)NHK

 NHKの特集ドラマ「片想(おも)い」で主演を務める俳優の芦田愛菜さん。ドラマは片想いの喜びと幸せを描く、究極の片想いラブストーリーで、片想いの相手役を岡山天音さんが務める。“ツンデレ”にも挑戦している芦田さんが「ずっと楽しかった」という撮影を振り返った。

あなたにオススメ

 ◇難しさよりも、楽しさの方が大きく

 「片想い」は、同局の連続テレビ小説(朝ドラ)「ちゅらさん」「ひよっこ」などで知られる脚本家・岡田惠和さんによるオリジナル作品。芦田さんは、家が隣同士で育った少し年上の“ケンケン”こと菅原健二(岡山さん)に片想いしているヒロイン・菅原優衣を演じている。

 芦田さんは、岡田さんの脚本の印象を「最初に読んだときからすごく温かくて、優しくて平和な世界観だなと思って、その雰囲気がすごく好きだと思いました」と明かす。

 芦田さんいわく「岡田さんの優衣への思いみたいなものが詰まった」ト書きの多い脚本で、「生き生きとした優衣のキャラクター像も魅力の一つ」と感じた。

- 広告 -

 「優衣は思っていることが顔に出てしまう役。なんて可愛い子なんだろうって、ものすごく魅力的なキャラクターだと感じたんです。岡田さんの本を読んだときの私の気持ちを、見てくださる方にも伝えたいと思いました」

 そんな優衣を演じるにあたって、芦田さんが大切にしたものとは……。

 「優衣の中に流れている時間はすごく穏やか。そのときそのときの瞬間をすごく大事にしているというか、『結果を出さなきゃ』とか『先を見なきゃ』とか、もちろん、そういったことも大事だけど、そうじゃないんです、その瞬間の言葉をていねいに受け止めて、それに対して真っすぐ返答できる子だと感じたので、そういう彼女のピュアな感じを表現できたらと思いました。瞬間瞬間を楽しんで生きれているような、そんな幸せオーラを出せたらいいなとも思ったので、本当に全部のことに対して純粋に、一個一個にしっかりと向き合う感じでお芝居をしました」

 芦田さんは、岡田さんの思いが詰まったト書きの効果もあってか、役に「スッと入っていけた」と話す。一方で今回は、“ツンデレ”にも挑戦。ケンケンへの想いからか、優衣の気持ちが上がったり下がったりするようなシーンもあったという。

 「(感情の)落差がすごく激しいシーンでは、どういうふうに気持ちを持っていって、どこで落ち込んで、明るくして、というのを考えて表現するのに難しさはありました。でもそれがすごく優衣の魅力ですし、難しさよりも、楽しさの方が大きかったかと思います」

 ◇役のインスピレーションになったもの

 優衣とケンケンが生まれ育った場所として実際に盛岡でも撮影された。

 「盛岡は本当に緑豊かで、穏やかな空気が流れてる場所。私自身、優衣には焦りとか、恋を実らせたいとか、タイムリミットとか、そういう気持ちは一切なくて、とても穏やかな時間が流れている子なんだろうとすごく感じていたので、盛岡の気候や雰囲気から役へのインスピレーションをもらえたと思っています」

 ケンケンの実家の豆腐屋で働いている優衣の“豆腐作り”もインスピレーションの一つになった。

 「シンプルに見えて、すごくたくさんの手がかけられ、人の手で愛を込めて作られていくのがお豆腐。最初に撮影したのも、お豆腐を最初から作っていく過程を、優衣がキラキラした目で見つめている、というシーンだったんです。すごく丁寧なその過程が好きな優衣は、とても優しくて穏やかな子なんだろうと感じましたし、役にも相対的に表れていた気がします」

 また、片想いの相手のケンケン役の岡山さんの演技からも「ずっとパワーをいただいていて」と振り返る芦田さん。

 「撮影が始まって2日目くらいに、結構(尺の)長いお好み焼き屋さんでの回想シーンがあって、二人の距離感をうまく表現できるかと不安だったんです。そこで岡山さんと初めてしっかりお芝居をさせていただいて、ド直球にボールを投げてきてくださる感じがしたというか。家でも現場でも、自分では考えても出てこないようなせりふの言い回しやお芝居を引き出してくださり、そんなふうにお芝居をするのがすごく楽しいと思わせてくださる方。ストンッて腑に落ちるような、気持ち良いお芝居ができるように、とても引っ張ってくださったと感じています」

 特集ドラマ「片想い」は、NHK総合で3月26、27日午後10時に放送される。

写真を見る全 9 枚

テレビ 最新記事

MAiDiGiTV 動画