芦田愛菜:岡山天音と究極の片想いラブストーリー 岡田惠和脚本NHKドラマで主演 「優しく自分を肯定できるような作品」

NHKの特集ドラマ「片想い」で主演を務める芦田愛菜さん=NHK提供
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NHKの特集ドラマ「片想い」で主演を務める芦田愛菜さん=NHK提供

 俳優の芦田愛菜さんが、2026年春放送予定のNHKの特集ドラマ「片想(おも)い」で主演を務めることがこのほど、明らかになった。同局の連続テレビ小説(朝ドラ)「ちゅらさん」「ひよっこ」などで知られる脚本家・岡田惠和さんによるオリジナル。片想いの喜びと幸せを描く、究極の片想いラブストーリーで、相手役を岡山天音さんが務める。

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 片想いするヒロイン・菅原優衣役の芦田愛菜さんは「人が時として諦めてしまったり、忘れてしまったりする、純粋に何かをそして誰かを想う気持ち。結果を出すことだけが全てではなくて、その気持ちを、ただ想い続けるだけでもいいのかもしれない、と優しく自分を肯定できるような作品だと感じています。斜に構えたりすることなく、全ての『好き』という気持ちに真っすぐに駆けていける優衣が、私自身とてもうらやましいです。ご覧になる皆様に、また自分も何かを好きになりたい、という温かい気持ちをお届けできたらうれしいです」とコメントしている。

 優衣の片想いの相手・菅原健二を演じる岡山さんは「この人生を生き続けることに、果たして意味はあるのだろうか。ただ、何かに恋をし続けることは、ここにある『今』をつなげていく理由にはなる気がしています。 僕が演じさせていただく健二と共に、何かを好きでいることとそこにまつわるさまざまな感情に触れ、脚本の岡田惠和さん、演出の津田温子さんが創り出す世界を生きたいと思います。今作が皆様にとって何らかの明かりとなってくれることを願います」と語った。

 脚本の岡田さんは「世界は片想いでできています。想いのほとんどはかなわぬ片想い。誰かから誰かへの。人生への、夢の片想いで、この世界はあふれています。せつなくてつらいだけでない、楽しく明るく尊い、むしろ片想い最高! かなわなくても幸せ!みたいなドラマを書いてみました」と明かす。

 また「芦田さんと岡山さんに向けて書きました」と言い、「片想い街道を一人驀進し、七転八倒したり迷走したり、全身全霊で恋する優衣役の芦田愛菜さんと、恋されているのにまったく気づいていないような、でも良すぎるくらいイイ奴のケンケンを演じる岡山天音さんを楽しんでいただけたらと思います。私自身も出来上がりを見るのを楽しみにしております」と話した。

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