金田一少年の事件簿:人気マンガが電子コミックに iPhone・iPad向け

「金田一少年の事件簿」公式アプリのトップ画面(C)天樹征丸・金成陽三郎・さとうふみや/講談社
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「金田一少年の事件簿」公式アプリのトップ画面(C)天樹征丸・金成陽三郎・さとうふみや/講談社

 講談社は7日、コミックスの累計発行部数9000万部を突破し、今年で20周年を迎える大人気マンガ「金田一少年の事件簿」(講談社)のiPhone、iPad向け電子コミックアプリの配信をスタートした。アプリは無料で、コミックを1巻ごとに購入して配信を受ける方式で、全巻冒頭の1話分を無料で試し読みが可能。1冊500円。

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 電子コミックの配信タイトルは、長編31冊に加え、今回初の電子化となる短篇集4冊、サブキャラクターの明智健悟が活躍する特別編2冊を加えた計37冊(随時追加予定)。さらにコミックに加えて、小説版「オペラ座館・新たなる殺人」も配信。作品のカラーイラストによる壁紙が収録されており、アプリから公式ツイッターアカウントの最新つぶやきも閲覧ができる。

 「金田一少年の事件簿」は、原作を天樹征丸さん、作画をさとうふみやさんが手がける推理マンガ。名探偵・金田一耕助を祖父に持つIQが180の高校生・金田一一が、祖父譲りの推理力で難事件を解決する。92年に「週刊少年マガジン」(講談社)で連載がスタートし、95年には人気グループ「KinKi Kids」の堂本剛さん主演でテレビドラマ化、97年にはテレビアニメ化され、決めぜりふの「じっちゃんの名にかけて!」も人気となった。

 00年に連載はいったん終了し、04~11年は不定期でエピソードごとに掲載していたが、誕生から20周年を迎え、12年ぶりに7日発売の同誌14号から通年連載を再開した。動画サイト「ニコニコ動画」でも、同誌に掲載されて1週間後から毎話無料で配信される。(毎日新聞デジタル)

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