ゲーム雑誌大手のエンターブレインが29日発表した11年度の国内家庭用ゲームの市場調査によると、任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」用ソフトが11年度ソフト販売本数のトップ3を独占したことが分かった。首位の「マリオカート7」(任天堂)は約161万本、2位の「スーパーマリオ 3Dランド」(任天堂)は約147万本、3位の「モンスターハンター3(トライ)G」(カプコン)が約129万本だった。
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4位は「ファイナルファンタジー(FF)13−2」(スクウェア・エニックス)で約82万本、5位は「ワンピース 海賊無双」(バンダイナムコゲームス)で約77万本と「プレイステーション(PS)3」用ソフトが続いた。
市場全体は、東日本大震災の影響もあり、約4425億円と前年度比で93.6%にとどまり、ハードの売り上げが約1702億円で前年比99.7%、ソフトの売り上げが約2723億万円で90.2%と縮小傾向。しかし、ニンテンドー3DSは約464万台を売り上げるなど好調で、11年12月に発売されたソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の新型携帯ゲーム機「PSVita」の販売台数は約62万台だった。
調査は、エンターブレインが11年3月28日~12年3月25日の期間、全国の3600店の売り上げデータを基に集計した。(毎日新聞デジタル)
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