12年3月ゲーム販売:ソフト市場が4カ月ぶりプラスに 「ワンピース海賊無双」らコラボ作品が先導

「ワンピース海賊無双」のゲーム画面(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション(C)2012 NBGI
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「ワンピース海賊無双」のゲーム画面(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション(C)2012 NBGI

 ゲーム雑誌大手のエンターブレインがこのほど発表した12年3月のゲーム販売ランキングによると、ソフト市場は229億7000万円で前年同月比で34.5%増となり、4カ月ぶりにプラスに転じた。国民的人気マンガ「ワンピース」と一騎当千の爽快(そうかい)感が売り物の「無双」シリーズが融合した「ワンピース海賊無双」(バンダイナムコゲームス)や、「ポケットモンスター」と「信長の野望」のコラボタイトルとして話題の「ポケモン+(プラス)ノブナガの野望」(ポケモン)のコラボ作品が市場を引っ張ったた。

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 月間ランキングでは、「ワンピース海賊無双」が約77万1000本を販売して首位を獲得。人気シリーズのコラボということもあり、PS3向けタイトルでは、「ファイナルファンタジー(FF)13」「FF13−2」に次ぐ、累計販売本数歴代3位という好調さだった。また2位には、「ポケモン+ノブナガの野望」が24万3000本を販売しランクインした。

 ハードでは、任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」が約29万4000台を売り上げ、ランキング首位を10カ月連続で堅持。3月22日には新色「コバルトブルー」が発売され、発売週には前週の約1.5倍となる9万5000台を販売した。

 調査は、エンターブレインが全国の3600店の売り上げデータを基に集計した。(毎日新聞デジタル)

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