このほど2冊目の写真集「未来~小さいですけど、何か?~」(東京ニュース通信社)を発売した志田未来さん。3月に高校を卒業し、現在は女優業に専念しているが、「これからは遊びを見つけたい。免許を取りたい」という志田さんに、高校生活の思い出やプライベート、あこがれの女性について聞いた。(毎日新聞デジタル)
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高校では「風紀委員だった」という志田さん。「つめの長さとか、髪が長いときは結ぶとか、いろいろ(校則が)あったので、周りの子に注意したり。自分もしっかり守ってました。キビキビやってました」と懐かしみながら照れたような表情を見せる。北海道に数日滞在したという「修学旅行が楽しかった。小樽、トマム、いろんなところに行きました。(クラスメートと)お互いのことをよく知った上での旅行だったので、すごく楽しく行けたのかな」と振り返ったが、卒業式は「意外とあっさり終わってしまった感じ」とあっけなかったようだ。「(卒業式の)練習がとにかくすごく多くて、練習に慣れてしまったせいか、本番という感覚があまりなくて、あっという間に終わっちゃったなという感じです」といい、涙もなかったという。
楽しい高校生活を過ごした一方で「いつも遊ぶのは地元の友だち。昔からの友だちなので、やることもマンネリ化してて」と笑う。「友だちの家に行って遊ぶか、近くのファミレスで話をしているか、くらいしかないので、もっと外に出て、たとえばボウリングとか、やってみたいなと思いますね。(これからはもっと)遊びを見つけたい」と希望を話した。「免許を取りたい」と目標を掲げ、また最近は「パワーストーンに興味がある」ともいい、ヘアメークの担当者が付けているブレスレット状のものが気に入り、「(ヘアメークさんと)一緒に買いに行きました。アクセサリー代わりに着けています」とうれしそうに話す。
志田さんは3年ほど前から月に2回、整体に通っている。小柄な志田さんは「きっかけは身長が伸びるって聞いたから」と笑いながら明かし、ほかに「むくみや、からだのゆがみが取れて、やせやすい体になるとも聞いたので」と通い始めた理由を話した。今では「(身長が)150センチ台になりました。前より、何もしなくても自然とやせたかなと思ってます」と満足そうだ。
あこがれの女性について聞くと、「母にすごくあこがれています」と即答した。「(母とは)よく一緒に出かけます。買い物に行ったり、洋服を選ぶときも母に意見を聞いたりしますね」と全幅の信頼を寄せているようで、「強くて家族をまとめてくれている。そういう女性になりたいなと思います。特にキレイとか美人とか、そういうわけではないんですけど、自分の意見をしっかり持っていて周りに流されない。でも周りのことをすごく考えて、周りの意見を取り入れてくれて。すてきだなと思います」と真摯(しんし)なまなざしで答えた。
<プロフィル>
しだ・みらい。1993年5月10日生まれ、神奈川県出身。00年にテレビドラマ初出演。06年に女子中学生の妊娠を題材にした連続ドラマ「14才の母 愛するために生まれてきた」(日本テレビ系)でドラマ初主演。07年に橋田賞新人賞を受賞した。10年には映画「誰も守ってくれない」に佐藤浩市さんとダブル主演し、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。同年にはエランドール賞新人賞も受賞した。そのほかに「小公女セイラ」(09年、TBS系)、「秘密」(10年、テレビ朝日系)などに主演。3月28日に発売された写真集「未来~小さいですけど、何か?~」(東京ニュース通信社)はB5判で2800円。
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