東京の玄関口であるJR東京駅に、「お菓子」をテーマにした商業施設「東京おかしランド」が14日、オープンする。構内の「東京駅一番街 東京キャラクターストリート」内に開業し、江崎グリコ、森永製菓、カルビーの大手製菓メーカー3社のアンテナショップが集結。作りたてのお菓子を販売するなど、子どもだけでなく、大人も楽しめる東京駅の新しい観光スポットになりそうだ。オープン前日の13日、プレス向け内覧会が開催され、同施設が報道陣に公開された。
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アンテナショップは、江崎グリコの「ぐりこ・やKitchin」、森永製菓の「森永のおかしなおかし屋さん」、カルビーの「カルビープラス」の3店舗。「ぐりこ・やKitchin」は同社のアンテナショップ「ぐりこ・や」の中で初めて、お菓子を作る設備を店舗内に導入し、ガラス越しに製造過程を見学できるほか、作りたての「アーモンドチョコレート」などが購入できる。そのほか、ショップ限定商品や全国の地域限定商品なども販売。
「森永のおかしなおかし屋さん」は森永製菓初のアンテナショップ。店内では、同社のソフトキャンディー「ハイチュウ」を使ったデモンストレーションを実施するほか、東京限定の商品やオリジナル文具、雑貨も販売する。新千歳空港、東京・原宿に次ぐ直営3号店となるアンテナショップ「カルビープラス」は、調理コーナーで製造過程を見せながら、オリーブオイルで揚げた同店限定の「ポテトチップス」「ポテりこ」などを提供。全国の地域限定商品なども店舗に並ぶ。
開発を手掛けた「東京ステーション開発」は、同施設のコンセプトについて、「今までにないナショナルブランド発の“新しい東京土産”を創出する場を設けたいと考えた」と説明。「世代や男女を問わず、多くの人に支持されてきた大手製菓企業のアンテナショップを集めることで、より多くのお客様にお楽しみいただける」としている。製菓のアンテナショップが同じゾーンに集まる商業施設は、「東京おかしランド」が日本初となる。(毎日新聞デジタル)