AKB48大島優子：ハリウッド映画の声優初挑戦に「緊張」　アフレコに先駆けCM登場

　ディズニー／ピクサーの最新作「メリダとおそろしの森」の日本語吹き替え版本編で主人公メリダの声を担当するアイドルグループ「AKB48」の大島優子さんが、アフレコ収録に先駆け、同作のスペシャルCMに登場することが20日、明らかになった。大島さんは、メリダを思わせる淡いブルーの衣装に身を包み、森の木漏れ日を思わせる光の中で、メリダの心の声を語りかけている。

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　ピクサー映画初の女性が主人公となる同作は、スコットランドのある王国が舞台。馬を駆り、弓を射るのが大好きな王女メリダは、自由に生きることを夢見ていたが、ある日禁じられていた「森の魔法」を使ったことから、王国は呪いをかけられ、存続の危機に直面する。王国と愛する家族を守るため、メリダは森に立ち向かう……という物語。大島さんは、メリダの好奇心旺盛な活発さと、王女としての自覚に目覚めて成長するひたむきな姿がイメージにぴったりということで起用された。

　ハリウッド映画の声優に挑戦するのは今回が初めてとなる大島さんは、メリダについて「じゃじゃ馬でおてんばなんだけれど、たくましさと勇気を持っている女の子」と説明し、「おてんばなところが私と似ている。気持ちはすっかりメリダです」とコメント。CM撮影後は、「だんだんメリダを演じるという実感がわいてきた」といい、これからのアフレコに対して「ちゃんとメリダを演じなければという責任を感じ、緊張していますが、楽しみながら頑張ります」と意気込んでいた。

　スペシャルCMは21日から全国で放送。CM放送に合わせて、抽選でスペシャルプレビュー（7月予定）への招待など豪華賞品が当たる「予告編クイズキャンペーン」も6月15日まで実施中。公式サイトでは、大島さんがクイズのヒントなどを紹介するナビゲーション映像が配信されている。映画は7月21日から全国で公開予定。3Dも同時上映。（毎日新聞デジタル）