キングダム:会見に声優陣集合 主人公・信役の森田成一は熱演で筋肉痛

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 6月4日からNHKBSプレミアムで放送されるアニメ「キングダム」の記者会見が25日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で行われ、主人公・信役を演じる森田成一さんら出演する声優陣が出席した。森田さんは「主人公は何も持っていない“下僕”の少年なんですが、大将軍を目指すべく上を向いていく。そんな彼の声は心を打つ声でなければいけないと思い、収録時は(叫びすぎて)のどが痛く、翌朝には体中が筋肉痛になっているぐらいです」と振り返り、一緒に登壇した福山潤さんや釘宮理恵さんも森田さんの役に対する姿勢を称賛していた。

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 アニメ「キングダム」は、原泰久さんが06年から週刊ヤングジャンプ(集英社)で連載している人気マンガが原作。紀元前の春秋戦国時代の中国を舞台に、戦国七雄の一つ「秦国」の身寄りのない少年・信と漂の2人は、奴隷のような身から、武功をあげて天下一の将軍になることを夢見て修業に励んでいたが、偶然に秦国の大臣に出会ったことから、運命の歯車が動き出す……という内容。主人公の信を森田さん、後の始皇帝となる政を福山さん、信につき従う河了貂(かりょうてん)を釘宮さん、大将軍の王騎を小山力也さんが演じる。6月4日からBSプレミアムで午後7時~7時25分放送。全38話で、初回は7時50分までの拡大版。

 会見には、小山さんと神谷純監督も登場。小山さんは「午後7時という、子供から大人まで楽しめる時間帯にこの作品を持ってきたということはNHKとしても大チャレンジだと思う。今日拝見させていただきましたが、原作のダイナミックさを壊すことなく、なおかつ、(激しい描写などで)指定がかからないような大変なご苦労が、ねぇ」と隣の神谷監督をねぎらい、会場の笑いを誘っていた。(毎日新聞デジタル)

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