阪急電車:有川浩の人気小説が文庫で累計100万部突破

有川浩さんの小説「阪急電車」(幻冬舎)の表紙
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有川浩さんの小説「阪急電車」(幻冬舎)の表紙

 10日発表されたオリコン週間本ランキング(14日付)によると、有川浩さん著の文庫「阪急電車」(幻冬舎)が約5000部を売り上げ、累計売り上げが100万部を突破した。10年8月に発売されてから1年9カ月での達成。

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 「阪急電車」は、片道15分の兵庫県の阪急今津線を舞台に、そこに乗り合わせた人々の人生を描いた作品。11年4月に中谷美紀さん、戸田恵梨香さんの出演で映画化され、5日にはフジテレビ系で放送された。

 文庫部門の1位は東野圭吾さんの「聖女の救済」(約7万8000部)で、3週連続の首位だった。またテレビアニメが放送中の米澤穂信さんの「古典部」シリーズ第1弾の「氷菓」(角川グループパブリッシング)が、先週の18位から11位に順位を上げた。シリーズの他の作品も好調で、第2弾「愚者のエンドロール」が15位(先週34位)、第3弾「クドリャフカの順番」が22位(同圏外)、第4弾「遠まわりする雛」が27位(同)といずれも上昇した。(毎日新聞デジタル)

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