ドラゴンボールDAIMA
第11話 デンセツ
12月23日(月)放送分
マンガ、ライトノベルの専門店「まんが王八王子店」のバイイングマネジャー・日吉雄さんが、売れ筋商品を毎週報告する「本の王子様」。前週(4月29日~5月5日)は、尾田栄一郎さんの大ヒットマンガ「ONE PIECE」66巻(集英社)がトップでした。
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ゴールデンウイークは例年よりやや低調かなという印象でした。八王子は観光地というわけではないので、元々大型連休はあまり売れないのですが、今年は天気が悪かったことも影響して、4日くらいやられましたね。
ゴールデンウイーク直前のランキングでは「ああっ女神さまっ」44巻がトップでした。前巻までのペースを維持しており、固定ファンの根強い人気がうかがえます。2位には「かんなぎ」7巻がランクイン。久々の新刊ということもあり、ちょっと心配していたのですが、そんな懸念を吹き飛ばす勢いで、ゴールデンウイーク中もかなり売れました。3位は人気ライトノベル原作の「まおゆう魔王勇者 『この我のものとなれ、勇者よ』『断る!』」3巻。「まおゆう」のマンガ版はいくつかありますが、中でも今回発売された石田あきらさんの作品は他と比べても断トツの人気です。
ゴールデンウイーク中は、2日にジャンプコミックスが発売された以外はほとんど新刊がなかったため、3位の「長門有希ちゃんの消失」4巻など既刊中心のランキングとなりました。とはいえ、トップはやはり「ONE PIECE」66巻。人気作だけにコンビニなどでも買えるのですが、当店でもまさに一人旅といった印象。2位に続いたのは先日連載が終了したばかりの「バクマン。」18巻でした。アニメ化で増えた読者層をしっかりつかんでいます。
10日に電撃文庫の新刊が発売されることもあって、ランキングは電撃の人気作が席巻しそう。トップは、「とある魔術の禁書目録」などで知られる鎌池和馬さんの新作「インテリビレッジの座敷童」でしょう。鎌池さんの作品だから買うという“作家買い”状態になっているので期待したいところ。続くのは「僕と彼女のゲーム戦争」3巻か。安定した売り上げを記録しており、今回もよさそうです。マンガ勢では、「仮面のメイドガイ」15巻、「GANTZ」34巻あたりか。「神様のメモ帳」で知られる杉井光さん、岸田メルさんのコンビが手がける新作「楽聖少女」にも注目しています。
1位 ああっ女神さまっ(44)
2位 かんなぎ(7)
3位 まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」(3)
4位 魔弾の王と戦姫(4)※
5位 僕は友達が少ない(5)
6位 マリア様がみてる フェアウェル ブーケ※
6位 長門有希ちゃんの消失(4)
8位 星刻の竜騎士 8※
9位 ADAMAS(7)
10位 まよチキ! 11※
1位 ONE PIECE(66)
2位 バクマン。(18)
3位 長門有希ちゃんの消失(4)
4位 GATE7(3)
5位 かんなぎ(7)
5位 ニセコイ(1)
7位 マリア様がみてる フェアウェル ブーケ※
7位 NARUTO −ナルト−(60)
9位 ああっ女神さまっ(44)
10位 ナナとカオル(8)
ひよし・ゆう=マンガやライトノベルの豊富な品ぞろえで知られるマンガ専門書店「まんが王八王子店」のバイイングマネジャー。売れ筋を読み取り、お客のニーズを満たし続けるマンガ売りのプロ。
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2024年12月25日 02:00時点
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