コンプガチャ:グリー、モバゲーなど6社が廃止を発表

 ソーシャルゲームを展開するDeNAやグリーなど6社は9日、「コンプリート(コンプ)ガチャ」を廃止すると発表した。新規にリリースするゲームはもちろん、既存のゲームについても31日までに終了し、以降は実施しないという。

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 「コンプガチャ」は、ソーシャルゲームの成長の柱となった仕組みの一つ。カプセル入りのおもちゃが出てくる自動販売機のように、一回に数百円を支払うとアイテムがくじのようにランダムで当たり、その中から特定のアイテムをそろえると、希少なアイテムが得られるのがポイント。希少なアイテムを求め、ゲームに熱中した一部の利用者が数十万円を投じる例が出て問題化。消費者庁は「コンプガチャ」の仕組みが、景品表示法で禁止されている懸賞に当たる可能性があると近く見解を公表する考えがあることを明らかにしていた。

 サービスの廃止を表明したのは、「モバゲー」を運営するDeNA、グリーの他に、NHNジャパン、サイバーエージェント、ドワンゴ、ミクシィの6社で、今後はガイドラインを作成して早急に公開する予定。今回の決定についてドワンゴは「各方面からの示唆を受けて検討した結果、サービスの内容の向上を図るため、停止することにしました」としている。(毎日新聞デジタル)

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